アスリートスポーツ現場でいつか経験する「あそこからの景色」へ

0

    Thank you for visiting here!

     

     2017年2月8日水曜日。所属する社会人ラグビーチーム、近鉄ライナーズ納会が行われました。公式発表がまだなので詳細を伝えることはできませんが、この日を限りにチームを離れる選手も多く、2015-16シーズンよりも更に寂しさの募る会となりました。

     

    別れの挨拶を聞きながら
     …幸せでした。

     

    やりきったので悔いはありません。

     

    感謝と悔いが同居しています。

     

    心血注いでラグビーに打ち込むことができました。

     

    仲間に、スタッフに、家族に感謝の気持ちでいっぱいです。

     

    これで終わりではなく次のステージがありますので、これからも変わらずに付き合って下さい。

     

    そんな言葉を紡いでくれた退団していく選手達。…ただ涙で言葉にならなかった選手もいました。

     

     いつか来る引退や契約満期での退団。それでも2016-17シーズンのチーム成績がもっと良ければ、この中の何人かは今季限りで近鉄を離れずに済んだのではないか。

     

     最後の挨拶をしてくれる一人ひとりの言葉たちを噛み締めながら、寂しさだけでなく悔しさが込み上げてくる、つらい納会となりました。

     

    近い将来「あそこからの景色」を見る日まで
     引退する選手の一人は「前に引退していった仲間が『皆の前に立ち、ここからの景色として仲間や家族、スタッフの顔を眺めると引退するんだ…って初めて実感しています』と言っていたけど、彼の言葉の意味がわかりました。自分もついにこの時が来たんだな…って。」

     涙と共にそんな別れの挨拶をしてくれました。


     いろいろな思いや覚悟を込めて、それを冗談や笑顔に包んで、選手は一年一年をグラウンドという戦場で戦っている。そのリアルを感じた上で、自分自身が当事者として「その日」に向かっている自覚を持って現場に立たなくてはいけない。

     

     納会参加後はいつもそう思いますが、今年は特にその思いを強くしました。

     

     弘田も間違いなく近い将来、あそこに立ち皆の前でお別れの挨拶をする日が来ます。スポーツ現場のど真ん中に入り、仕事をしていく人間は皆必ずそうなんですよね。


     その日、チームに残る選手やスタッフ達の正面に並び見える「あそこからの景色」が悔いなく清々しいものになるように。そんな風に一日一日を過ごしていきます。

     

     

    それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

     


    ご依頼いただくチャンスを楽しみつつ大切に

    0

      Thank you for visiting here!
       静岡県教育委員会からスキルアップ講習会の一コマを担当するご依頼をいただき、新幹線にて三島駅に向かっています。自重系筋力トレーニングをテーマに2時間の講習。

       

       場所や用具の制限なくいつでも出来るのがメリットである、自重系トレーニング。わかりやすい説明と感覚的にも腑に落ちる実技を心がけて、楽しい時間にしていきたいと思います。

       

       東京〜三島、三島〜新大阪という新幹線の移動ですがのんびり「こだま」での移動となる為、EXカード利用の恩恵を受けて、通常の指定席よりもお安くグリーン車での移動。

       

       平日のお昼にグリーン車で移動する、何だかセレブな心境を堪能しております(笑)。

       

      所属チームのオフ期間は仕事を広げる最大の機会
       今週水曜日に所属する社会人ラグビーチームの今シーズンの全日程は終了。

       

       週末金曜日にはこれまた教育現場からご依頼いただき都内練馬区の小学校にて、「オリンピック、パラリンピック教育」の一環として実技指導をさせていただくことに。

       

       トレーナー業について知ってもらいつつ、楽しく体を動かしてもらう。小学校の全学年とこんな機会を持てるのは貴重なので、自分自身がまずは楽しんで時間を過ごしてきます。

       

        最大の楽しみは給食をご馳走になれることなんですが…(笑)。

       

       フリーランスに近い形で働かせていただいているので、社員として会社に雇用されている方に比べるとトータルでの拘束時間が短いというのが、一つの利点ですよね。ただその時間をどう使うかも完全に自分次第になるわけです。

       

       メインのお仕事が1つあるというのは幸せなことですが、それに頼り過ぎると契約関係が終了した際に、大きなリスクを背負うことになります。自由の効く「やりたい仕事」を選ぶということは、そういったリスクに日々向き合う覚悟は絶対にいるんですよね。

       

       だからこそ、メインの業務がオフのところであっても、今後の展開や自分の成長にプラスになる!と感じたものは根こそぎ引き受けます。

       

       一つ一つチャンスをいただいたお仕事で成果を出し満足を得ることが、今後の仕事につながるわけですから。

       

       その姿勢を持ちつつ、家族や友人との時間とのバランスを考えて、「不安からくる仕事をいただき続けるためにこなす仕事」を妥協して行う弱さを絶って断る勇気も持つ。

       

       難しいですが、絶妙なバランスの中で納得し充実した働き方をしていきたいと今も試行錯誤しています。

       

       いつもとは違う場所で初めての人たちと関わる喜びを感じつつ、各地でのお仕事を笑顔で一生懸命に行っていきます!

       

       

      それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

       

       


      これから更に加速するIT時代だからこそ「自分解」を出せる思考力を

      0

        Thank you for visiting here!
         このブログの中でもいろいろな表現で何度も書いていますが、情報を処理する能力はAIが全て行ってくれる時代。それは本当にすぐやってくるはずです。

         

         EXCELなどの表計算ソフトを駆使して、情報を素早く現在の知見の中で妥当性のあるものと比較して処理する。こういった能力は貴重ですが、正直その部分の技術向上に時間を割いていても、今後AIにとって代わられる可能性が高いはず。

         

         本当に大切なのは、膨大なデータからその数字の持つ背景や今後のストーリーを予想することによって、決断をする能力。

         

         ここの部分に関しては、この先20年ほどはまだAIが人間に太刀打ちできない領域であるはずです。


         そういった決断力を身につけるためには、正解はない課題やプロジェクトに対しても深い思考を基にした「自分解」が大切になるのでは?

         

         現段階で弘田はそう考えて、普段の生活の中でもこういった思考を意識して過ごしています。

         

        遊びの中に「自分解」につながる思考を
         年末年始に妻と娘二人は単身赴任中の大阪に来てくれたのですが、お正月休みに娘たちに対して「遊び感覚」でこんな問題を出しました。

         

        ・電車やバスに優先席は必要ない?
        ・ボランティアは自分のためにするもの?
        ・中学生はもう大人?
        ・喫茶店は全面禁煙が当たり前?

         

         …こういった問題に肯定側・否定側どちらからも同じ量のアイディアを出してね!という条件で一人を肯定側、もう一人を否定側に。まぁディベートの練習みたいなものですよね。

         

        「近い将来、スマホ持ちたくなるでしょ?『皆持っているんだよ?』みたいな理由では弘田家では許可は絶対しません!お父さん、お母さんが『お〜、なるほど。…それなら確かにスマホ持たせなくちゃいけないかもなぁ…』と納得させられる理由を考える練習だよ。今のうちからしておきな〜(笑)」といって、挑戦心を刺激させてみました。

         

         ゲームとしてこういった機会を設けることで、複眼的思考が身についていくのではないか、そしてそれが自分なりの価値観や考え方という『フィルター』の構築になってくれればなぁ、と考えているんですね。

         

         今後、自分自身の体験や悩みを通して、自然と「自分解」を持つようなマインドに育ってくれればいいんですけれど…。

         

         

         自分自身も、常に物事の表裏、陰陽、天地人といった視点から多角的な光をあてられるようにしつつ、「弘田雄士のフィルター」の精度を高めていきたいな、と思っています。

         

        それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

         


        日本に生まれ過ごしているからこそ忘れてはいけないこと

        0

          Thank you for visiting here!

           2017年が始まり、あっという間に半月が過ぎましたよね。弘田にとっては新しい挑戦や出会いがあり、実り多かった2016年でした。

           

           一番結果が必要な所属ラグビーチームの低迷が悔しいですが、現状をしっかりと把握して今後の自分の財産に出来るように省みていこうと思っています。

           

           2016年4月に起こった熊本地震は忘れかけていた2011年の東日本大震災をリアルに思い出し、本当に切ない思いに襲われました。

           

           11月に見た「この世界の片隅に」は戦時中を生きる人々の思いや生き方を淡々と描いた映画でしたが、だからこそ日常の中に少しずつ侵食してくる戦争という狂気の恐ろしさを改めてイメージさせられた出来事になりました。

           

           ドイツにおいてはイスラム国(IS)によるクリスマステロが勃発。北朝鮮の動向に緊張感は高まっているはずですが、目にするニュースは挙げ足とりに近い政治についてや芸能人のクスリ問題などのほうが多いかも知れません。

           

           日本は本当に平和な国で、良くも悪くもその状態に「慣れている」んだろうなぁと感じます。

           

          平和なこの国に感謝し自分たちも守っていくいう意思が大切では

           『目を閉じて、じっと我慢。怒ったら、怒鳴ったら、終わり。それは祈りに近い。憎むは人の業にあらず、裁きは神の領域。−そう教えてくれたのはアラブの兄弟たちだった(後藤健二さんTwitterより)』

           

           2015年1月末。シリアにてISによって殺害されたフリージャーナリストの後藤健二氏。もう随分昔のことのように感じていますが、生前に彼が残した言葉の意味は重い、と感じています。

           

           弘田は特定の宗派を持っていないけど、小さい頃から聞かされてきた、「お天道様は見ている」という感覚は身についています。

           

           清廉潔白でもなく聖人君子にはなれないけれど、胸を張って100パーセント自分を生き切ること。仕事だろうがプライベートだろうが、常に人生という修行の中にいる、という気持ちをどこかに置いておくこと。

           

           …シンプルだけどそういうことが自分には大切なのだろうなぁと今感じています。

           

           そして戦後60年、ずっと平和な環境である日本に生まれ暮らしていることに感謝しつつ、子供たちや孫の代までこの平和が続くように、「我が事」として守っていくのだ、という当事者意識をもって過ごしていくこと。

           

           これが今の日本の大人たちである我々には大切なのではないでしょうか。ずっと続くだろうと盲目的に信じている平和も、実は脆く危ういバランスの中に立っている状態なのかもしれませんから…。

           

           だからこそ何より昨年は家族や友人と仲良く過ごし、平和な日々を送れたことに感謝。弘田自身、何ができるかはまだまだ暗中模索ではありますが、2017〜2018年の期間で娘たちを広島の原爆ドームには連れていきたいなぁと考えています。

           

           今年もまた大事な人たちと励まし合いながら、平和で笑顔の多い一年になりますように…。

           

           

           それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

           


          商品としての価値を作ってから「ド定番」にまで昇華させられるか

          0

            Thank you for visiting here!

             気に入っている定番ウェア、洗濯後にふと気がつくと随分くたびれて、急に陳腐に見える。改めて考えてみると実は一年以上経っていることに気がつき驚く。

             

             そんな経験ありませんか?

             

             先日お気に入りのトレーニングウェアでそんな経験をした弘田。気分が落ち込んでいる、といったことは全くないものの、そのウェアを見つめながら「ああ、自分自身も現状に満足していると、すぐにこんな状態になるんだろうなぁ」

             

             …自然に怖い『置き換え』をしていました。ちょっと偉そうな感想で客観性を帯びたものかはわからないのですが、商品として一定の価値を作り出せた後、そこから常に進化を続けること。

             

             それがプロとして満足してもらえる仕事ができるか、の長期的視点での分かれ道になると改めて感じたんですよね。

             

            価値を認めてもらってからが勝負
             定番の衣服を例にとっても、シンプルに見えるVネックの黒いセーターにしても裾の絞りやV字の深さ、丈の長さ、などは微妙に毎年マイナーチェンジが施されていますよね。

             

             同じ品質の安心感とそれまで愛用してきた歴史の上に数%の「新鮮さ」が加わって、またその商品を好きになる。その繰り返しにより、定番商品が「ド定番のマストアイテム」へと昇華していくのではないでしょうか。

             

             こういった考え方は、人材そのものが商品という一面があるトレーナー業界の人間も全く一緒だと感じています。


             その商品の強み、特徴を持ち常に一定の質やサービスを保つ。駆け出しのころは製品としての特色を打ち出し、耐えうるクオリティを出していく、このこと自体に懸命になるわけですよね。

             

             曲がりなりにもこの業界で生き残ってくることができて、自分という商品の強みや質が確立されてきた。そういった段階の中堅どころこそ、そこから毎年毎年、数%の上積みや「あ、こんな工夫が加わったんだ〜?」というある種の驚きを提供していく。

             

             簡単なことではありませんが、「自分は〜〜の専門家で、こういった強みを使っていけばいいや!」というちょっとした開き直りと現状維持の意識をした時点で、自分の商品としてのピークは過ぎていくのだろうなぁ、と感覚的にはわかっているつもりです。

             

             ちょっとしんどい部分もありますが、肌で感じる「常にアップデートされて今求められる商品」でありつづける必要性。そんな感覚としっかりと向き合いながら、日々過ごしていきたいと思います。

             

             

             それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

             


            トレーナー業にも重要な「続ける力」を考える

            0

              Thank you for visiting here!

               

               先日、人気バンドいきものがかりに関するブログを書きました。そこでふと感じたことですが、幼いころの自分は日本教育の影響もモロに受けていたのでしょうが、「続けることはいいことだ。早期離脱するのは良くないことだ。」とひな形的に考えていた部分があります。

               

               もちろんまだ自律できていない子供に対して、つらいから、苦しいからといって自分で決めた習い事をすぐにやめさせるような事はナンセンス。

               

               しかし大人になれば尚更、続けることが素晴らしいことで途中でやめるのは正しくなく失敗なのだ、という発想は短絡的だし幼稚ですよね。

               

               続けることに焦点を当てるのではなく、その日そのときに集中すべき、やりたいと感じることにしっかりと全力でのぞむ。そのことこそがまずは大切なことなんだよな、と改めて感じたりしました。

               

              踏み出す一歩の前の熟考や確信めいた直感を大切に
               弘田自身は、自分で決めたことはほぼ100%継続しています。凡人の自分が唯一、人間的には少し欠陥かも、と思うほど遂行できるのが、「決めたことはやり続ける」ことができるという能力です。

               

               それでも幼少期のように「一度始めたら続けなきゃ!」と強迫観念に駆られて、ギューッとプレッシャーを感じながら、死に物狂いで続けているのか、というと全くそんなことはありません。

               

               淡々と重ねていく、というか後ろを振り返れば時間が経過している、という感覚がほとんどなんですよね。

               

               自分なりにコツがあるのかを考えてみると一つわかったことがありました。それが、「始める前」にポイントがあるということ。

               

               自分の人生を豊かにしたり、仕事に武器を加えたい、という気持ちは日々常にあります。自然とアンテナを張っている状態なんでしょうね。

               

               そのアンテナに引っかかった情報やアイディアを基に、「弘田雄士のフィルター」を通して、こういった取り組みをしていくことで成長ができる!という筋道をしっかりと考え抜く。もしくは「弘田雄士のフィルター」の琴線に触れた直感に従う。

               

               こういった動機があって初めて何かを始めているようなんです。

               

               だから「継続していかなくては!」が目的化することはないんですよね。何らかの目的があり、それを為すための手段として行動しているわけなので、ただそれをこなしていくだけ。

               

               その手段の絶対量や質が必要な場合は、その方法論を工夫する、という思考のようです。…このブログでの記事更新もその方法論の一つなんですよね(笑)。

               

              続けることは二の次で「行動」する

               とかく日本では「継続の美学」が殊更に強調される傾向があります。…でも続くかどうかわからずに悶々として動き出せないよりも、軽やかにまず行動を起こして、全くぴんと来なかったらすぐに撤退。こっちの方が絶対に価値がありますよね。

               

               少なくとも、「この手段はあんまり合ってなかった、やれそうもなかった」ことがわかったわけですから。

               

               自分にとって必要なことややっていきたいこと、かけがえのない友人関係などは、振り返れば勝手に続いています。継続にフォーカスするのではなく、行動に焦点をあてて軽やかに自分の「変化」を楽しむ。そんな思考が大切だと思っています。

               

               年を重ねてシワが増え体の機能は少しずつ衰えていっても、柔らかい頭の持ち主ではいたいもの。信念や直感に抗わずに、今年も行動していけたらいいな〜と思っています。

               

              それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

               


              専門家であることに甘えない ~自分への戒めとしてトレーナー業に大切な意識として~

              0

                Thank you for visiting here!
                 2017年が始まりましたが、皆さんは今年の目標を具体的に立てられましたか?

                 

                 元旦に気持ちを新たに目標を設定する、というのは「固定概念に支配されている」と言えなくもないですが(笑)、それでもやはり『一年の計は元旦にあり』。

                 

                 目標を文字にして自分の目の入るところに置いておくのは効果的ですよね。

                 

                専門性の掛け算となる要素を学ぶこと
                 本年の弘田の新しい目標としては「専門と別の要素を深く学ぶこと」です。昨年末にまとめ読みをした藤原和博さんの「1万時間セオリー」などに触発されたのが大きいのですが、ビジネス系記事の中でも、とても腑に落ちた記事が多かったからです。

                 

                それがコチラ→キャリア戦略では専門性を「時代に合わせる」ことが不可欠だ http://diamond.jp/articles/-/110865
                健康寿命は40代からの「利他」の意識で延ばせる http://diamond.jp/articles/-/108641

                 

                 何かを為したという程のキャリアを積めてきてはいませんが、アスリートスポーツの世界に関わって15年。コンディショニングコーチとして、トレーニングやコンディショニングの分野で専門性を高めてきたつもりです。

                 

                 40歳を迎えたこのタイミングは、自分の「プロフェッショナリティの寿命」を意識すべきときだと感じています。

                 

                 今後、商品性の高い専門家として存在価値を持つために必要な掛け算。その為の第一ステップとしてトリートメントに関われる鍼灸師という国家資格を取得し、ケアからリハビリ、トレーニングやコンディショニングに包括的に関われるようになる、という土台作りをしたんですよね。

                 

                 おざなりにしている鍼灸の技術向上や、もっと理解していきたい東洋医学の考え方などをもっと詰めていくこと。ここを意識した2017年にしていくつもりです。

                 

                全く別の要素にもチャレンジしていく
                 昨年から少しずつ挑戦はしているのですが、得意ではないWEBやITといった要素にも「自分の戦略」の一環として時間をかけていこうと思っています。今後30年働いていくつもりの弘田は、否応なしに「時代の流れに応じて必要なスキル」を学び活用していかなくてはいけませんから。

                 

                 有限の時間だからこそ優先順位をつけて、プロとしてバージョンアップができる一年にしていきたいです。

                 

                「専門家」であることに甘えない
                 こういった試みをしていくのは、前述したウェブ記事にもありましたが「専門バカ」にならずに意識的に自分の視野を広げていきたいからです。

                 

                 もっともっと深く知って自分の専門性を高めたい欲求は当然ありますが、それが自己満足の世界になってしまったり社会が求めるニーズとかけ離れたものになってしまっては仕事になりません。

                 

                 盲目的になりがちな自分への戒めとして、頑なな専門家になっていったトレーナー第一世代の方も見てきた第二世代として。トレーナー業を継続していこうと前を向いている第三世代にとって、常に有益で存在価値のある柔軟な変化をしていくこと。

                 

                 この意識と危機感を忘れずに今年も「続けること」をやめずに。楽しみながら成長していきたいと思っています。

                 

                 

                 

                それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

                 


                迫りくる引退を前にした選手が経験するプロセスとは

                0

                  Thank you for visiting here!
                   スポーツ現場を中心として仕事をさせてもらって15年。たくさんの選手達と出会ってきました。気がつけば今まで関わらせてもらったアスリートの数は350人以上になっています。

                   

                   これだけ多くの選手と出会うという事は、相当数の選手の引退も目の当たりにしてきているという事。現在所属する近鉄ライナーズの2016-17シーズンもいよいよ後半戦。関わってきたプロ野球の現場から引退した選手、戦力外通告を受け先日のトライアウトを受験した選手もいます。

                   

                   デリケートな話題ではありますが、「引退の迫った選手」との関わり方で弘田が感じている部分を書きたいと思います。

                   

                  殆どの選手が「見てみないふり」から始まる事実
                   どんなスポーツにせよ、その道でトップクラスまで上り詰めたアスリートには「身体に関する独自の感覚」があります。どのスポーツ選手にもある「一番良かった時の感覚」とはまた別に、自分の軸となる感性というか体の使い方といったものが存在する、ということです。

                   

                   ですからその選手の衰えに真っ先に気づくのは、その選手本人です。弘田はS&C専門家として動きの変化や違和感をつかまえるのが得意であり自信をもっていますが、選手本人の気づきにはとてもかないません。

                   

                   ただ大半の選手は「体の衰えに気づいているのに認めたくない」ものなのです。弘田が感じ取るのは、実は動きそのものだけでなく、「不調や痛みなどが原因ではなく今までにない衰えという要素で動けなくなっているのでは?」と感じている選手の不安なのかもしれません。

                   

                   このモードに入った選手との付き合い方には、細心の注意を払わないといけません。なぜならその選手は、深層心理では自分が衰え始めたという自覚をもっていながら、「周りから気づかれているとは思っていない」からです。

                   

                   今までよりも殊更に、「ちょっと体重が重く感じてきたから、少し減らさないと」、「少し張りは残っているけど、体の感覚そのものは全然悪くない」という類のコメントを発するようになります。

                   

                   キャリアの終盤を迎えた選手自身が一番苦しい時期です。

                   

                  正直な評価を伝えてはいけない
                   この時期にその選手に向かって、「いや、ちょっと衰えてきている部分もあると思うよ…」といった表現は絶対ダメ。

                   

                   改善できる部分に関しては具体的な施策やアプローチをアドバイスしていくのはもちろんですが、『選手自身が自分の進退に関して深層心理では気がついている』と感じたら、いろいろなことをいうのは、却って残酷。

                   

                   正しいかどうかはわかりません。しかし弘田は、こんな選手には出来るだけ優しく少し寂しい目で「わかっているよ、もっと良くなるよ」といった言葉をかけるようにしています。今は理解していなくても、その時期がきたら選手本人がこちらの意図を汲み取ってくれるようになるもの。

                   

                   今自分が彼に向けているであろう、優しくて少し寂しい目をした彼が自分のところに握手をしにくる、そんな日を覚悟しながら…。

                   

                   つらいですが、遠くない日に彼自身の中で決定的なプレーが訪れます。この時期の選手に干渉することはだれであろうと許されません。ゆっくりと迫りくる『引退』の二文字に向き合い、覚悟を決める日まで出来ることは、ただ見守り必要とするヘルプをするだけ。

                   

                   自分の引き際を覚悟した選手からは、独特の雰囲気が醸し出されます。この感じはアスリートスポーツの中で生きてきた選手や指導者、スタッフならわかるのではないでしょうか。「ああ、今シーズンで幕を閉じるつもりなんだな」というのは皆感じつつ、普段通りに接する。

                   

                   もう少し時間が進めば、今季のチームでもグラウンドにてそんな雰囲気も感じられてしまうんだろうなぁ…。だからこそ一日一日を真摯に。プロとしてこの時間を大切にしていかないといけませんね。

                   

                   

                  それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

                   


                  << | 2/13PAGES | >>

                  calendar

                  S M T W T F S
                        1
                  2345678
                  9101112131415
                  16171819202122
                  23242526272829
                  30      
                  << April 2017 >>

                  selected entries

                  categories

                  archives

                  recent comment

                  recommend

                  姿勢チェックから始めるコンディショニング改善エクササイズ (TJ Special File 6)
                  姿勢チェックから始めるコンディショニング改善エクササイズ (TJ Special File 6) (JUGEMレビュー »)
                  弘田 雄士
                  弘田の初著作出版!評価法としての立位姿勢の見方を詳しく説明しています。

                  recommend

                  成功する人の考え方
                  成功する人の考え方 (JUGEMレビュー »)
                  加地 太祐
                  WEB記事で紹介され、あまりにも芯を食った的確な記事の数々に、結局本を購入。40歳前後の方にはおススメ!

                  recommend

                  サンテプラス フレックスクッション&DVDセット ブラック [その他]
                  サンテプラス フレックスクッション&DVDセット ブラック [その他] (JUGEMレビュー »)

                  プロ野球チームで一番最初に採用したのは、弘田が興味を持ち当時の千葉ロッテが最初。ずっと使えます!

                  links

                  profile

                  search this site.

                  others

                  mobile

                  qrcode

                  powered

                  無料ブログ作成サービス JUGEM