S&Cコーチとアスレティックトレーナー業の雇用に関して

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     4月を迎え新年度となったタイミングで、スポーツチームの中でも移籍したり、現場を離れ転職されたり、という報告がフェイスブックやブログなどでも上がっていますね。

     

     3月に東京の新宿で行われた「関東S&Cコーチ会」の中でもずっとメインとなりお声がけをしてくれていた、元CANONイーグルスのストレングスコーチ、池田さんがこの4月からJISS(国立スポーツ科学センター)にて勤務することを発表されていました。

     

     またこの会食に途中合流してくれた元ヤマハのコンディショニングコーチ大塚さんは、福岡ソフトバンクホークスの一軍コンディショニング担当として野球界へ転身することになり、西武ドームでのオープン戦後、駆けつけてくれました。

     

     残念ながら今季はトップリーグ降格となってしまったラグビーHONDAヒートでヘッドS&Cコーチをされていた吉田さんは、新たに千葉県流山市にOPENするNSCAジャパンのHuman Perfomance CenterのヘッドS&Cコーチとして常勤されることになったんですよね。

     

     そんな感じで、2017年度にあたっては新天地で頑張るS&C業の方の去就は順調で華やかな感じになりましたが(笑)、実際に専門職として雇用されることを考えると相変わらず座席の少ない「イス取り」ゲーム状態が続くS&C業界。

     

      実際に面と向かってお会いすると、ライバルというよりは同志だなぁと感じられるのは今現場にする方たちの人間性だと感謝しています。
     

     

     これからこの分野で働いていきたい学生もいると思いますので、弘田の主観的なS&Cコーチとアスレティックトレーナーの雇用に関する違いを書いてみたいと思います。

     

    長期契約になりやすく準医療従事資格が必須?なトレーナー業
      あくまでも傾向としてですが、俗にいうトリートメントを担当するトレーナーは一度契約すると長期化しやすい部分があります。

     

     ポンッと解雇になる可能性もS&Cコーチよりも少ないでしょう。

     

     その代わりインシーズン、オフシーズンを問わずに拘束時間はS&Cコーチとは比べ物にならないぐらい長いでしょう。練習後のトリートメントや病院への付き添い、チームが休日の日でもリハビリメニューチェックで数時間クラブハウスを訪れたり、と完全なオフが少ないのが最も過酷なところ。

     

     そしてアスレティックトレーナーの資格だけでなく、柔道整復師や鍼灸師のような国家資格もほぼ必須です。この辺りのスタートのハードルは高いのではないでしょうか。

     

     更にヘッド格は矢面に立つため、常にスゴイ重圧がかかるのが一般的。技術コーチも死活問題ですから怪我した主力選手の復帰タイミングなどを迫る、というケースもよくあるもの。

     

     今まで関わってきたこのポジションの方達を本当に尊敬しますし、気苦労は絶えないでしょう。

     

     ただしそれだけ過酷で経験や技術も求められるこのポジションのみ、報酬や条件などは優遇されるのもまた事実。ある程度、チームの流れを掴むコツを得られれば、結果的に長期契約も望めるのが特徴だと思います。

     

    短期政権になりがちなS&Cコーチ業
     それに対してS&Cコーチは比較的短命、というのが一般的です。監督やコーチの指針によって、そのS&Cコーチの強みが生かせずに衝突してしまう、というのはS&Cあるあるの一つ。

     

     またチーム成績によりダイレクトに影響を受けやすい傾向もあるでしょう。チームの不振によって責任をとらせやすいポジションなのは、トリートメント系のトレーナーよりも間違いなくS&Cですからね。

     

     この辺りは宿命めいた部分なので諦めるしかありません。またトレーナーとの連携、技術コーチとの良好な関係もより重要視されるので、コミュニケーションスキルの高さが本当に必要だと痛感しています…。

     

     ヘッドS&Cコーチのメリットとデメリットはトレーナーと全く同じです。やはり自分の信じているベストウェイをやっていきたいと考えたら、ヘッド格でないとなかなか難しいでしょう。

     

     正解はないのですが、S&Cの世界こそ考え方ややり方がまだまだ整理され切れておらず千差万別なのが実情ですから。

     

     一般的なトレーナーよりも認知度もパイも少ないS&Cコーチの大きな特徴は、前述したように一度キャリアを築くとそのメンバー内の「実力者」が残った椅子をとっていきがち、という部分です。

     

     Aチームから移籍した〇〇さんが次はBチームへ、というのが多いんですね。

     

     そしてトレーナーの業務と比べてよりアクティブな活動が多いS&Cコーチはやはり現場でスポーツに携われる寿命は短い、というのも間違いないでしょう。

     

    向き不向きをよく考えて選択を
     スポーツ現場に携わるトレーナー関連の勉強をしていきたいと思っている学生は、こういった雇用における特徴も踏まえ、自分の向き不向きをよく考えて選択する必要があると思います。

     

     確立された需要がまだ十分ではないトレーナー業界で、自分が興味を持てて強みを出していける素地がなければ生き残っていくことは難しいです。

     

     だからこそ、しっかりと方向性を定めて狂ったように吸収してほしいなぁ…。新社会人がそこここに見える今の時期だからこそ、改めてそんなことを感じています。

     

    それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

     


    常に「種まき」を怠らない意識で

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       オフ期間に積極的に動いていた一番の原動力は「会いたい人に会いたい!」という単純な感情。そんな中でも意識しているのが、新しいWORKのチャンスをつくるための畑づくりの一環になればいいな、という感覚です。

       

      余白の部分が次のWORKの機会を作る
       とってもありがたいことですが、たくさんのオファーをいただき働ける場所、時間がある忙しい時期には、その業務の成果を出すこと、クオリティを高めることに終始しますよね。

       

       多忙な時期を抜けると自分に求められるWORKが「刈り取られた」状態になる、というのはフリーランスの意識で働いている人間にとっては避けたい状況。

       

       そのためには多忙な時期にこそ、次の芽が出るような畑を耕し始める、ということが大切なのではないでしょうか。

       

       身体的に非常にきつく多忙な時期にもメンタル面でのキャパシティは9割程度にしておく。精神的にギリギリの状態で仕事を継続しなくてはいけない時期は、体は90%ぐらいまでの負荷にコントロールする。

       

       …少しの「余白」を作れるようにしたいものです。

       

      JOBではなくWORKを増やす
       何とか自分の中の余白を作り出したところで、今やらねばいけない仕事以外の新しいチャンスの種まきをしておきたいですよね。
      種まきってどういうことかというと時間やお金、思考などの投資なわけです。

       

       人と会う、興味のあるセミナーに参加する、ブログで情報を発信する、自分の今後に関して「一人作戦会議」を行う…といったこと。

       

       こういった種まきを常にしておかないと、自分という畑に収穫物が1つもなくなってしまいます。特に弘田の働き方はJOBという「特定された場所に雇用される特定の業務を行う人」というニュアンスではなく、WORKという「様々なニーズに対していろいろな場所でそこに応じた専門性を発揮する人」というイメージで今後展開していきたいと思っているので、余計にこういった種まきが大切になるんですよね。

       

       忙しい最中でも自分という畑に次の芽が出始めている予感を感じられる状態。先行投資や準備をしっかりと行い、そんなWORKの場所やチャンスを増やしていきたいと思います。

       

       

      それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

       


      ステレオタイプの「裏方イメージ」に引っ張られないこと

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         これは僕の主観なのかもしれませんが、ここ数年のスポーツ新聞やWeb記事のレベルが低くなっているような気がしませんか?

         

          選手に対する記事ももちろんそうで、先日のこの記事にはひっくり返りそうになりました。

         

        参考までに→ https://gunosy.com/articles/a6zNa

         

         いや、ただのコントロール難とイップスはそもそも全然違うし!とびっくり。そこのところの整理もなく専門家に聞いて…というくだりもおかしいのではないでしょうか。

         

         タイトルが「プロ野球にもイップスの影! 」ですしね。まがりなりにも野球経験者だったり、野球の現場を数年以上経験している記者であったらこんな間違った切り口での記事は書かないはず。

         

         …と苦情を言うだけでは生産的ではないのですが、本日はこういった記事やテレビ取材におけるトレーナー業の描かれ方と絡めて、トレーナー業の方に向けて伝えたいことを書こうと思います。

         

        殊更に自分を「裏方」だと思う必要はない
         たまに記事になるトレーナーの描かれ方にも、違和感を感じることが多いんですよね。

         

        「あの〇〇選手の活躍の裏には、××トレーナーの献身的なサポートがあった。こういった仕事は日頃注目されることはないが…」というステレオタイプのもの。

         

         対象となる読者の求めているイメージ通りなのかもしれませんが、プロとしてトレーナー業が選手やクライアントをサポートするのは当たり前。仕事ですから。

         

         そもそもの業務が地味な作業と終わらない学習からのインプット、そのアウトプットに対する反省とフィードバックの繰り返し。

         

         それが当たり前なのであって、殊更に「光の当たらない裏方のサポートがあってこそ…」的な浪花節な記事になってしまうのは、トレーナー業の本質を伝えていないのではないか、と感じてしまうんですよね。

         

         業務の内容はそれほど理解されている様子もなく、「昼夜を問わずにマッサージを施し…」みたいな記述がほとんどですし…

         

         そして最も問題なのはそういったマスコミの風潮やイメージに影響を受けて、「自分の仕事は裏方である」という刷り込みがトレーナー業に携わる人やこれからトレーナーを志す人に広がる事。弘田はそう思っています。

         

         仕事に裏も表もないです。さだまさしさんの「主人公」という歌が大好きなのですが、仕事をする上では特に主語を「I」にしてある種の自尊心を持って主体的に動いていく気持ちが大切なのではないでしょうか。

         

        「〇〇選手の専属トレーナー」はブランディングの一環としては大いに利用すべきですが、自分自身がこの感覚で業務を考えていては、選手のいいなりに流されるような従属的な関係になる危険性があるかも知れません。

         

         あくまでも「私のクライアントが〇〇選手である」だけなんだと思います。「××のために、チームのために」という言葉は一見きれいですが、主体性を失う大きな原因になると弘田は思っています。

         

         ちょっとナルシストっぽいですが、「自分のために、チームに貢献したい」という風に主語を常に自分にして仕事をしていくっていうのは、ずっと進化し成長していくためにも、すごく大切。

         

         弘田自身はそう考えていて、「自分は〇〇したい」という気持ちを常に意識しています。

         

         …なんだかまとまらずに抽象的な話になってしまいましたが、今日はポンッと思いついた気持ちを文章にしてみました。

         

        それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

         


        気恥ずかしいけれどキーワードは「愛」

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           政治経済塾長として著名な林英臣先生。勉強不足でお恥ずかしいのですが、この方の存在はKTAJの代表取締役である藤田文武氏が、林英臣政経塾にて学んでいる流れから紹介していただいたんですね。

           

           著書も何冊か読ませていただいたのですが、林氏がHPの記事の中で書いていらっしゃった言葉が印象的でした。

           

          愛があれば知識は増える、という考え方

          「ある受講者から『林先生の熱意と知識量は愛ですね』というご感想を頂いた。まだまだ知識は足りないと感じることばかりだが、
          確かに愛があれば知識は増えるに違いない。誰かを愛すれば、その人のことをもっと知りたくなるし、国を愛すれば歴史や文化を学びたくなる。

           

           愛のことを東洋では『仁』ともいう。仁は『亻(にんべん)』に『二』と書く。人が二人いるのが仁であり、一人は自分、もう一人は相手である。

           

           相手のことを思って真心を尽くすこと、それが仁愛だ。もっと仁愛あふれる講義をしたいと思う。」

          (林英臣HP綜観日記 http://www.hayashi-hideomi.com/dairy/3627.htmlより)

           

           …どうでしょう。ガツンと芯を食ったこの説明に、弘田はとても感銘を受けました。

           

           もともと野球への愛から始まった弘田の熱量。それがアスリートスポーツに広がりそこからスポーツ全般や人のからだに対するもの、弘田と同じようにトレーナー業に燃える若い世代への思いになっていっています。

           

           そこに愛があれば、より自然に知識を求めるようになるし、それを実践することや伝えることにも熱意が加わっていくんでしょうね。

           

           仁愛っていい言葉だと思いませんか?東洋思想をきちんと理解しているわけではないのですが、日本人の我々にとってストンと腑に落ちる感覚が多いんですよね。

           

           自分も仁愛というレベルまで自分の熱や想いを昇華していきたいなぁと感じています。…まだまだ漠然としていますが…。

           

          それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

           


          次のステージこそが大切2

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             昨日はアスリートスポーツの世界に生きる現役選手たちにとって、次のステージが大切だという主旨のブログを書きました。今回は弘田のようなチームスタッフに関しても少し考えていきたいと思います。

             

            チームスタッフこそ選手よりもシビアに

             選手にとって第二のステージが大切という話を昨日しましたが、これはチームスタッフもまた同様。特に長い時間、同じチームに携わってくると自然と「半分プロで半分チーム職員や社員」のような感覚になりがちです。

             

             チーム在籍中もやろうと思えば仕事は際限なくあるはずです。もちろん報酬をいただいて仕事を行っているわけですから、求められるもの以上のものを提供していくのは当然。

             

             それでも忙殺されるような「使われる」働き方をしていては、いざチームから契約更新なし!と伝えられた際にうまく次のステージへ移行することが出来ないのではないでしょうか。

             

             きちんと求められているものを100%以上の成果で出しながら「自分でしかできない業務」を優先的に、本質的なものを見極めて働いていく必要があるんですよね。

             

             その上で、仕事容量というキャパシティの中で20%程度は「空き容量」を確保し、自分自身の働き方やキャリアについて考える時間を確保すること。

             

             これが大切だと思います。

             

             弘田のようなS&C専門職にしても、アスレティックトレーナーや柔道整復師や鍼灸師のようなCo-medicalの方、二か国語・三か国語を操る通訳の方など。

             

             専門能力を持っているはずのスタッフですが「需要と供給」がアンバランスな業種であることもあってか、チーム所属の後、更に魅力的な働き方をしている方の絶対数が少ない。

             

             弘田自身はそんな印象が強いんです。自分自身への危機意識もあり、この傾向が変わっていかないとあまりにも切ないようなぁ、と思っています。

             

            社会やチームに期待してはいけない
             現状の日本のプロスポーツ界は正直全く成熟されたものではないですよね。

             

             先日お話させていただいた株式会社ユーフォリア代表の橋口さんからも、「アスリートスポーツの現場では選手と同様かそれ以上にチームスタッフのプレッシャーもものすごいでしょうが、その部分を理解しサポートしてくれる人はいないわけですよね」というお言葉をいただきました。全くその通りだと思います。

             

             個別にどこが悪いというようなレベルではなく、どのスポーツのどのチームも、チームスタッフが必要で大切だろうなぁとは認識されているものの、「S&Cってこういった定義のなかでこそチームにとってフィットするはず」、「うちのチームではトレーナーって明確にこういった能力を求めるんだ」といったリテラシーを持ち、重要性を理解して「効果的に投資」しているところはほぼないはずです。

             

             弘田自身も諸々思うところはありますが、それを恨んだり嘆いても仕方がないわけです。

             

             選手をサポートする業務を夢見て燃えていた学生時代のような純粋な気持ちを忘れずに、充実した仕事をしていくためには社会やチームに期待しても駄目でしょう。

             

             全力疾走のように「見せて」、ターンや減速は出来るコントロールされた最大スピードで走る。武器を拾いながら、きちんと「ロマンとそろばん」のバランスを模索していく。

             

             失望や「燃え尽き症候群」のような状態で、結果的に「使い捨て人材」の一人にならないように、自分で考え抜き、誰のせいにもしないで「自立の前に絶対的な自律」をしていくこと。

             

             こんな意識を持ち続けたうえで、改めてスポーツ現場に携われる喜びを噛みしめてやっていきたいですね。

             

             

            それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

             


            次のステージこそが大切1

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               3月1日付で公式に2016-17シーズンにて近鉄ライナーズを去る選手とスタッフの発表がされました。

               

              その記事がコチラ → 近鉄ライナーズ 元主将のベテランFB眞蘓ら12選手退部 http://rugby-rp.com/news.asp?idx=110945&code_s=1002

               

               他チームも弘田が担当するS&C部門を含め、比較的動きの大きい一年となっているような気がします。

               

               担当しているスポーツから離れて生活をしていると遠い話のように聞こえるかもしれませんが、毎年毎年一定数の入れ替わりがあり、有限の時間をアスリートたちやそのスタッフは過ごしていることを実感します。

               

               新陳代謝を繰り返しチームは入れ替わっていく。その質がチームの成長に大きく影響を与えていくわけです。チームにとってプラスとなる酵素のような働きができるよう、改めて気を引き締めていきたいと思っています。

               

              現役続行にせよ現場を離れるにせよ
               チームを離れる選手達には他チームで現役続行のチャンスを得たとしても、アスリートとしての現場から離れるにしても次のステージこそ大切だ、ということを伝えたいです。

               

               最近ブログ内でも話題にした、サッカー界のレジェンド三浦知良選手のようなプレーヤーは稀有であり、99%のアスリートが現役時代よりも第二の人生のほうがずっとずっと長いわけです。

               

               キャリアの最終ステージには、全力でプレーしつつも見聞を広げ、自分が次にどんな働き方をしたいのか、何ができるのか、どう社会とかかわっていくのか。

               

               不安だらけだと思いますが、そのことから目を背けずに時間をかけて考えていってもらいたいです。頑張ってきた現役生活をより輝かしいものにするのも、ネガティブな要素にするのも、第二の人生の過ごし方にかかっていると思うからです。

               

               今なお不安の真っただ中にいる選手達も多いはず。とにかく行動をするのも大切ですが、弘田がそうであったように半ばパニックになって何でもかんでも飛びつかないように、と願っています。

               

               特に関わった選手達には、協力できることは全力でさせてもらいたいです…。

               

               明日は同様のテーマでトレーナー関連業務従事者やチームスタッフについても、思うところを書いてみたいと思います。

               

               

              それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

               


              もういいや!と思えるその日まで

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                 スポーツ現場に携わることが大好きで、こここそが自分の生きる道だ!って何の根拠もなく信じて、今まで生きてきました。

                 

                 体力的なリミットはもちろんあるわけで、いつまで出来るかはわからないのですが、最近ちょっと違う感覚も自分の中に芽生えてきたことに気がつきました。

                 

                 体が持つ状態であっても、自分の気持ちが「現場でやりたかったこと、経験したこと、一通り経験できた!もういいや、やりきった!次のステージにチャレンジしよう!」って思えて、スポーツ現場から少し離れたところで働いていけたら最高だな、という感情がそれです。

                 

                 再三言っていることなのですが、何か手段が目的化しちゃうのが、自分は本当に嫌みたいです。

                 

                想いや在り方こそが自分の商品価値

                 大好きなスポーツ現場だからこそ、「ここで働くことこそ、仕事人として自分を最大化するベストウェイなのだ」、といった類の固定観念になったら、それは自分の初志とは違うような気もするんですよね。

                 

                  自分自身も苦しいし、そういった思いの比重が高くなった時点で、弘田のような「想いや在り方が商品価値を高めている」タイプのスタッフの最大の武器は目減りし、急速に衰えていく気がします。

                 

                  一年一年をこの業界で働いていくのに必死ですし、家族を養っていかなくては、という責任感も当然あります。

                 

                  だから非難する気は全くありませんが、やはりスポーツ現場においても必死に次世代の根を「刈り取り」ながら、何とか自分の椅子を確保している同業者の方は一定数存在します。

                 

                 いい悪いを論じる気はありませんが、やせ我慢をしながら正論を通してきたつもりの弘田は、こんな生き方はやっぱりしたくないし、「小心者なのに見栄っ張り」なので出来ないんです…

                 

                 かといって何の見通しもなく、無邪気なピーターパンのように夢だけ見てるような「痛い」自営業者にもなりたくない。

                 

                 …そんな綺麗事を叶えたいなら、働き方のバリエーションやチャネルを増やしていく必要があるよな〜… 幸か不幸か単身赴任中で、自分の時間をたくさん持てる期間、半ば修行のつもりでいろいろな試みをしています。

                 

                 大好きと純粋な思いを貫きつつ、不安や義務で続けなくていいような状況をアレンジしていく。そのうえでいつか「やり切った!」と完全燃焼の実感を全身で感じる。そんな日がきたら最高だな〜…なんて今考えています。まとまりませんけどね…。

                 

                 

                 それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

                 


                「頑張れ」を簡単に使わない理由

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                   キューイングというほどのものではなくても、声掛けって奥が深いし、難しいですよね。言葉の持つ力を日々強く感じているだけに、余計に言葉の選択に迷うことが多い気がします。

                   

                   そんな中、今回は「頑張れ」という言葉について考えを述べていきたいと思います。

                   

                  簡単に「頑張れ!」を言いたくない
                   コンディショニングコーチという肩書きで仕事をしていますから、選手やクライアントに発破をかけることが重要なのは重々承知
                  しています。

                   

                   いろいろな声掛けをしていくわけですが、弘田が意識している言葉が「頑張れ」なんです。

                   

                   声掛けとしては人気ランキングトップ3には入ってきそうなポピュラーなフレーズですが、弘田自身は現役時代や自分が落ち込んだときにこの言葉をかけられるのが、とてもきつかったんですよね。

                   

                   心底辛いとき、追い込まれているときに「頑張れ」は残酷な響きに聞こえてしまうのです。

                   

                  「頑張っているよね」を大切に
                   最近、近しい人が心を病んでしまうケースにいくつか直面しました。トレーナー業界やCoメディカル業界もとてもストレスフルな世界ではありますし、基本真面目な人が多いですよね。

                   

                   聞かなくてもいい文句やいわれもない批評などがSNSなどを通して耳や目に入りやすくなり、距離をあけたい時期にも容赦なくメールやラインのメッセージが追いかけてくるようになった世の中。

                   

                   真面目な人や自分に厳しい人ほどダメージを受けてしまいやすい世の中のような気がします。

                   

                   モノは溢れるようになり「物質的な豊かさ」では心が埋められないことに気がついた人たちの幸せの閾値は高くなる一方。常に不安や不満を抱えて攻撃対象を探している人たちが、「優しい人」や「断れない人」、「言い返してこない人」を攻撃する部分がエスカレートしているのだと思います。

                   

                   特にプッシュする必要のあるトレーニングで選手を鼓舞する際は、もっと必要なのかもしれませんが、悩みや迷いを相談してくれている相手に対して「頑張れ」は必要ないのではないか、と個人的には感じています。

                   

                   「○○はよく頑張っているよね」、「ここはもうやっているんだから、こういうところはまだ工夫できそうだよね」といった類の声掛けを大切にしてより使うように心掛けているんですよね。

                   

                   優しくあっても甘くなってはいけませんが、無責任でちょっと無神経に響く「頑張れ!」を発するコーチや大人が個人的には嫌いです。

                   

                   相手に寄り添った言葉や励ましを自然に送れる、そんな人間でありたいなぁと思っています。

                   

                   

                  それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

                   


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