NSCAジャパンHuman Performance Center(HPC)を見学して

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     関係者の方にお願いをして昨日3月13日、南流山セントラルパーク駅から徒歩2分のNSCAジャパンHuman Performance Center(HPC)を見学させていただきました。

     

     4月から本格オープンということでしたが、最新型のオリンピックリフティング(クリーン、ジャーク、スナッチ)を行うために必要なプラットフォームが4台連結した形がで連なっており、真四角にレイアウトされた施設はやや小ぶりながら、さながらアメリカのS&C専門施設のようで、とても興奮しました。

     

     2階には清潔感があり間仕切りがとれるようになっているセミナールームがあり、男子ロッカーや女子ロッカーにそれぞれ数個のシャワールームも完備。日本でこれだけのスペースを取ったトレーニング専門施設はそうないのではないでしょうか。

     

     

    自宅から車で20分の好アクセス!
     これは個人的な話なのですが、千葉県流山市というちょっと都心から離れたマニアックな場所(失礼ですが)に新設されたNSCAジャパン本部。

     

     埼玉県のこれまたマニアックな市に住居を構える弘田にとっては、超アクセスがいいんですよね。車で向かい渋滞がなかったので20分で到着してしまいました!

     

     この近さは都心部を離れたところに家を持つ人間としては奇跡的。近い将来関東を拠点に働いていく際には間違いなく強力なサポートになってくれる施設だなぁと嬉しくなってしまいました。

     

    「独立!」ではなく共存してのフリーランスパターンの一助に
     今後の運用方法の詳細は4月以降に、というお話でしたが、NSCA検定のレベル1以上の有資格者は施設利用料を支払ってのパーソナルトレーニング指導が可能ということでした。

     

     アメリカのコロラド州にあるNSCA本部の施設運用をそのまま日本で取り入れても、文化も規模も大幅に違う日本では難しいでしょう。NSCAジャパンが日本の中で非営利団体として独立した形で健全に運用するためにも、日本の現状にあった施設活用を模索していく必要はあるのだと思います。

     

     その柱となり得るのが、郊外を拠点としながら「独立したい!」、「自分が満足できる施設で指導がしたい!」と思っているS&CコーチやトレーナーのHUBとしての役割だと思います。

     

     発達したITを活用して、オンラインで使用状況や施設予約、キャンセル状況などを逐一共有し空間利用の無駄なく施設を100%生かす。その合間にフリーランスとして活動するコーチたちの生のコミュニケーションができたり、そこから勉強会を開催するなどのイベントのアイディアなどが生まれるような空間として、「S&Cに関わる人材が自然発生的に」集まる施設になればいいですよね。

     

     個人事業主としても、自らの施設を持つとしても近所にこれだけ立派に利用できる場所があれば、パーソナルジムスペースで用意するものは厳選した最小限のものでもいいでしょう。

     

     週1〜2の本格的なストレングストレーニングやプライオメトリクスなどはHPCを施設利用料を払った上で利用させてもらい、コンディショニング系のトレーニングやパートナーストレッチ、弘田のように準医療資格を持った方は整骨院や鍼灸院として申請をして、そこでメンテナンスやトリートメントを行えば、少ない投資とリスクで起業もしやすいはず。

     

     何にせよ日本で最も知名度のあるトレーニング関連資格であるNSCAジャパンが遂にオリジナルの施設を持つことになったこと、S&C専門家としてとても嬉しく思います。

     

     この施設を拠点に活気づき、色々な展開ができるようにS&Cコーチ個人個人も、積極的に活用しつつ一緒に発展していきたいですね!オープン前のご多忙な時期にも関わらず施設案内をしてくださった飯田さん、佐藤さん、ありがとうございました!

     

    【NSCAジャパンHuman Performance Center(HPC)】
    〒270-0152 千葉県流山市前平井85 つくばエクスプレス線「流山セントラルパーク駅」より徒歩2分(ほぼ目の前にあります)
    TEL:04(7197)2063

     

    それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。


    今後注目の若手スノーボーダーの快挙

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       アメリカ時間、2月28日。アメリカはコロラド州、Vailにて行われた、35th Annual Burton U.S. Open Snowboarding Championships。

       

       14歳以下の選抜された男女25名で行われたJunior Jamにおいて、女子部門で小野光希(みつき)ちゃんが優勝しました。

       

      その英文記事がコチラ→http://www.snowboarder.com/news/mitsuki-ono-joonsik-lee-win-2017-burton-u-s-open-junior-jam/#hdXCLZ94jYBMpGXr.97

       

       若い世代の国際的な活躍が嬉しいのはもちろんなのですが、今回の快挙は弘田にとっても興奮冷めやらない格別な勝利となりました。

       

      3歳の頃から知っている国際的アスリート
       弘田が現在の埼玉の家に引っ越してきた10年前。同じように都内からお向さんに引っ越してきたのが小野家でした。そこからお母さん同士仲良くさせてもらい、光希ちゃんもまだヨチヨチと歩いていた3歳の頃から知っているんですよね。

       

       これまた素晴らしいスノーボーダーであるお姉ちゃんと共に、グングンとスノーボードの技術をつけていった光希ちゃん。小学校時代は毎週、お母さんが神奈川県溝ノ口にあるインドア練習場に送り迎えを続けて、家族全員で彼女をサポートされてきました。

       

       小学校高学年で既にプロライセンスを取得した彼女。初の海外遠征となった大会でいきなりの快挙となったのです。

       

       その大会の様子が下の動画。ぜひご覧ください。

       

       

       過去2回の冬季オリンピックにおいては、スノーボード日本代表選手の独特の身なりや言動などが取り上げられたことがあり、スノーボードを行うアスリートに対する偏見を持っていらっしゃる方もいるかもしれません。

       

       小野光希選手は本当に礼儀正しい負けず嫌いの努力家で、こういった選手が日々努力を重ねて世界レベルの実力をつけていっているのが実状のはず。日々頑張っている雪上のアスリート達にネガティブなイメージを持つことなく、積極的に応援してもらいたいです。


       大きな怪我がなければ今後の世界大会でも大いに期待できる彼女。メジャースポーツではありませんが、世界に肩を並べる日本人選手の活躍を応援してもらいたいです。

       

      …本日は近所のおじちゃんのただの興奮した推薦記事になってしまいましたが(笑)、ぜひ「小野光希選手」の名前を憶えておいてください!!

       

      それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

       


      女性の月経についての理解を

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         一昨日夜19時半から90分という短いセッションではありますが、「生理痛を和らげる手技勉強会」というセッションを台東すこやか整骨院にて受講してきました。

         

         鍼灸師としての手技能力を日々ブラッシュアップすることが先決なのかもしれませんが、競技をしている女性の月経についてより深く理解し考慮できるようになりたいな、という意識が最近はあるため、今回の参加となったのです。

         

         実際の手技のポイントをわかりやすく教えていただけたので、早速家族に対してから試していきたいと思っています。

         

        妻に参加してもらった先週末のセミナー
         2月19日の日曜日には妻に表参道まで出てもらい、3時間の「女性ホルモンに揺さぶられる女性のからだ〜更年期なんて怖くない〜」というセミナーを受講してもらいました。

         

         以前弘田が書いたブログ記事を読んだ知り合いの女性トレーナーさんが「そういった意識を持ってくれているならばぜひ!」とおススメしてくださったのが、スポーツドクター高尾美穂先生が開かれているこのセミナーだったんです。

         

        弘田の過去記事はコチラ→女性アスリートの月経に関わる問題  http://yujihirota.jugem.jp/?eid=990

         

         目から鱗の内容だったようで、受講日の夜資料を持って丁寧に弘田にも内容を教えてくれました。更年期対策の大切なポイントとなる「エクオール」に関しては早速「ソイチェック」という検査キットを注文していました。

         

         この講義に内容に関してのアウトプットはまた別の機会にブログ内で出来ればな、と考えていますが…

         

         今回妻に参加してもらったのは、ほぼ100%女性であるセミナーであることも理由の一つですが、これから更年期を迎える妻本人に興味を持って月経についても理解してもらうため。

         

         そして、そのことによって「母」の立場から現在中学1年生、小学5年生の二人の娘に「正しい月経の知識」を伝えてもらうほうが、父からの言葉よりも説得力があるだろうと判断したからでした。

         

         

        無知では済まされない月経の問題
         今回改めて感じたこと。それは未だ男性スタッフの方が多いであろうトレーナー業界、特にストレングス&コンディショニング専門家たちにとっても日進月歩の理論などを学んでいくこと以上に女性の月経について知識を深め理解を改めることがとても重要だということです。

         

         一般的なビジネスマンの世界でもこの部分は理解されているとは言い難く、生理休暇などに関しても実際にはなかなか活用しきれないのが現実のようです。

         

         特集も組まれていたので、時間がある方は以下のURLから各記事も読んでみてください。

        それらを書いた記事がコチラ→     http://www.huffingtonpost.jp/tomoko-nagano/remarks-to-ladies-be-open_b_14920404.html
                       http:// http://www.huffingtonpost.jp/ryan-takeshita/confused_feelings_b_14892368.html
                        http://www.huffingtonpost.jp/arisa-ido/talking_to_my_boss_about_my_period_pain__b_14892362.html

         

         日常的にある頭痛や関節痛、むくみなどと同様、生理の際の症状も「体の声」を反映しているものであり、月に1回必要だからこそ起こるようになっているもの。

         

         生理不順や無月経などを長く放置しておくことは、アスリートとしてのケガや心身の不調のリスクを高めるだけでなく、引退後のキャリアプランにも大きな影響を与えます。

         

         自分には体験できないからわからない、ではなく、正しい知識と理解を持って女性のクライアントの相談にも乗れるよう、絶対に抑えておかないといけない部分なんですよね。今後もしっかりとブラッシュアップをしていき、娘たちにも正しく伝えていければな、と思っています。

         

        それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

         


        下肢強化であっても注意が必要なデッドリフト

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           今月に入ってスクワットとデッドリフトの順番について、といったブログを書きました。

          それがコチラ→ 「弘田の過ち1:スクワットとデッドリフト」http://yujihirota.jugem.jp/?eid=1080

           

           その関連トピックになりますが、下肢強化として効果抜群のデッドリフトですが競技特性上注意が必要である、という内容を書いてみたいと思います。

           

          高重量を扱うために起きやすい「肩甲骨下制」
           当たり前ですが、両手に高重量のウエイトを持つことにになるデッドリフト。ビッグ3と言われるほど、間違いなく優れたエクササイズではあります。

           

           それでも野球の投手に多く見られるように、肩甲骨の下制と下方回旋が過剰に起きているアスリートに対しては下半身強化が目的であったとしても、高重量のウエイトを手に持たせない方がいいですよね。

           

           上半身のエクササイズ選択や肢位には非常に気を遣っているにも関わらず、下半身に関してはスクワットやデッドリフトを「ごくベーシックなエクササイズ」として無造作に設定しがちです。

           

           この辺りの配慮を見ると、よく関わる専門種目の傾向が分かるもの。名が通ったS&Cコーチの方であっても、野球やバレーボール、水泳などオーバーヘッド系種目をあまり担当したことのない方の作るプログラムは、こういった要素をあまり考慮していないように感じます。

           

           すべてのエクササイズにおいて、両手にかかる重量を気にしすぎる必要はないですが、高重量を扱うデッドリフトは上半身のアライメントに与える影響も大きくなりますよね。

           

           野球の投手は特に通常時も肩甲骨をやや高い位置に保持できるようにさせ、腕が頭上に上がる必要のある時、機能的にあげられるようにしておきたいもの。今の時期のように春季キャンプに入ったタイミングで、チームのストレングスメニューで投手にバンバンデッドリフトをさせるプロ野球チームは皆無のはずです。


           ある程度量を行う中重量のバックスクワットや上前腸骨稜のラインにバーを置いたヒップスラスト、ケトルベルを用いたゴブレットスクワットなどで代用しつつ、デッドリフトに求めるような強化を進めているのではないでしょうか。

           

           

          握力への配慮も必要
           デッドリフトを考えたとき、さらに気を付けておきたいのが「グリップワーク」問題。投手への背中メニューとして重宝しているダンベルでのワンハンドローはもちろん極端な話、バックスクワットにしてもたくさんの握る動作が含まれていますよね。

           

           特に肘に慢性的な障害を持っている選手では、グリップワークが多すぎると、ジム内のエクササイズによって問題を引き起こしてしまう可能性があります。

           

           手術後、投球プログラムの漸進に加えてストレングスエクササイズとリハビリを行っている投手などの場合は、下半身エクササイズであっても握ることによるストレスが蓄積しやすい状態と言えますよね。

           

           現在弘田が担当しているラグビーにしても、スクラムハーフなどボールを捌く機会が多いポジションではチーム練習前のジムでのトレーニングにてあまりにも多くのグリップワークがあった場合、前腕部の不自然な張りにつながりパフォーマンスにも影響が出る可能性もあるわけです。

           

          「今日は下半身寄りのメニューだから大丈夫だ!」


           安直に考えてトレーニング効果や効率だけを考えるのではなく、細かな配慮を持ってプログラム選択していく必要があるはずですよね。野球関係のストレングス&コンディショニングを多く担当している方にとっては、本当に基本的なところにはなるのですが…。

           

          それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。


          弘田の過ち1:スクワットとデッドリフト

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             突然ですが自分が今までスポーツ現場に携わってきた中で、失敗や間違い、過ちは数知れずあります。その中でもとりわけトレーニングやコンディショニングに関して、今考えると「間違ってたなぁ…」と思うものを恥ずかしながら、紹介していくシリーズを思いつきました(笑)。

             

             一定数の人が弘田と同じような過ちをしている可能性がありますし、その辺りの共感や内省の参考になればいいと思っています。

             

            スクワットとデッドリフトの順序
             2年前までこの順序をずっとデッドリフト→スクワット、という流れで何の疑いもなく行ってきました。重量そのものはバックスクワットの場合は特に、デッドリフトの方が軽くなるのですが、正しいフォームで行うのがより難しいのがデッドリフトであり、脊柱へのストレスが高く張りを感じるのもデッドリフトの方が強かったからです。

             

             全身運動でありつつも下半身寄りのメニューに組み込むことが多いであろうデッドリフト。留学時代のインターンシップのころから、このデッドリフトからスクワットという順序で教わることが多かったのも、ほぼ「パターン」として弘田の中で確立されてしまった要因だったかも知れません。

             

             現在は自分がストレングスプログラムを処方する際には、デッドリフトとスクワットを出来るだけ同じセッションでは行わない
            ようにしています。現在担当しているラグビーではどちらも総量が高くなるし総重量も重くなりがちなので、負荷が高すぎるんですよね。

             

             しかしオフシーズンメニューなどではセット数の総量コントロールはしますが、この二つを同じセッションに並べることも出てきます。

             

             2014年渡米した際に、パワーリフティングを行う専門家の方に「理論的に様々な原因は考えられるけれど、スクワットは絶対にデッドリフトより先に行うべき」ということをきっぱりと言われ、一流のパワーリフティングの選手は例外なくスクワット→デッドリフトの順で行っていることを聞いてびっくりしました(今更、ですが…)。

             

             確かに自分の経験上、デッドリフトで脊柱起立筋から臀部に強い張りを感じた後にバックスクワットを行うと、何とか正しいフォームを意識して実施できるもののその後の種目の中で腰の「抜けそうな怖い感じ」が出たり、翌日に筋肉痛とは違う腰痛様症状が出ることがあったのを思い出しました。

             

             そこで2014年、新たにラグビーチームを担当することになったタイミングで自分のエクササイズをスクワット→デッドリフトに変更したのです。

             

             そこから続けること半年。脊柱に対する予防という観点からも、感覚的な手応えからもこの順番が間違いなくベターであることがわかったんです(今更、ですが…)!

             

             2015年のエリック・クレーシーのブログ記事にも彼のお気に入りのトレーニングの順番が紹介されていました。

             

            a. 重いスクワット、反復回数のためのデッドリフト
            b. 重いスクワット、スピードのためのデッドリフト
            c. スピードのためのスクワット、重いデッドリフト
            d. スピードのためのスクワット、反復回数のためのデッドリフト

             

             …なるほどなぁ、という感じですよね?もちろんシングルレッグルーマニアンデッドリフトをヒンジ動作を協調するためのアクティベーション目的で組み込むとしたら、スクワットの前でもいいでしょうが、何らかの強化を考えたらスクワットからデッドリフト、というのは間違いない気がします。

             

            恥を忍んで過去の過ちを教訓にして
             以前から当たり前のようにこの順番でやっていたS&Cコーチの方からは、

            「何だよ、そんな初歩的なこともつい最近までわかってなかったのか〜。だから日本のストレングス&コンディショニングの専門家を名乗る奴は…(以下省略でご勘弁ください)」

            といった感想を持つ方もいらっしゃると思いますが、本当に申し訳ないです…。

             

             ただ意外とこういうことってありますよね。自分の中で疑いなくパターン化してしまう、というタイプの過ちを起こさないように、常に「なぜなんだろう、どうしたらよりよくなるんだろう」を考えて現場に立ちたいと思います。

             

             今後も弘田が今までしてきた過ちや勘違いを、恥を忍んでご紹介するシリーズを時折ご紹介していきますね。

             

             

            それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

             


            オフのストレングスメニュー、前半のテーマは「パンプアップ」

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               今週は朝から晩まで選手との個人面談ウィーク。一人ひとりの選手と20分近く話す機会というのはなかなかないため、濃密な時間を過ごしています。

               

               今シーズンのフィードバックと次のシーズンに向けてのオフ戦略。この辺りが弘田の話すメインテーマになるわけです。

               

               自分の去就に関わらず、この部分までしっかりと指示伝達した上で自主トレーニングが中心となるオフ期間を充実したものにしてもらう必要があるんですよね。

               

              オフのストレングス前半のテーマは「パンプアップ」
               ストレングスコーチであるルイスダリモアが提案してくれたものに乗っかる形で(笑)、このオフのストレングストレーニング前半のチームとしての主眼は「パンプアップ(筋肥大)」としています。

               

               最初の3週間に関しては4パターンあるストレングスメニューを各日ベーシックな4種目に絞り、スーパーセットとなる2種目は何と10回x10セットを休息時間60秒でガンガン行うというもの。

               

               各選手の1RM(最大挙上量)の55%をチャート形式で数値化し、若手選手は早速今週からメニューをスタートさせています。この回数をこのセット数、休息時間で行うと間違いなくパンプアップします(笑)。

               

               最大筋力を上げるのはもちろんですが、ベースとなる筋肥大を意図的に行うことによって、来季に向けて体のサイズアップも図ろうと考えているからです。

               

               シーズン中では出せない総量の物理的ストレスを与えた状態で、パンプアップというわかりやすい科学的ストレスの指標を主眼に
              置く。方法論としてはちょっと過激かもしれませんが、3年目の弘田が今まで行ってこなかったアプローチ。

               

               さすがに筋肉だけでなく関節へのダメージも考え10回x10セットを2種目で行うのは、スタート3週間のみに絞りましたが、いつもとは違う刺激が入るのは間違いありません。


               打ち合わせでこの指針を決めた2週間前、さっそくアシスタントS&Cコーチの寺田と各々で、スクワットとレッグカール、ベンチプレスとチンニングでこの10回x10セットを60秒インターバルで行ってみましたが、特にチンニングは地獄…

               

               今回のルールは上がらなくても重量は変えないので、チンニングは10、10、8、5、3、3、2、1、1、1といった回数しかできず。とりあえず着替えが困難という久しぶりの感覚を味わいました…

               

               

               入れ替え戦が終了したばかりですが、試合機会に恵まれなかった若手選手を中心に、もう来季へ向けてスタートを切っています。孤独ですが個人でどれだけ自分を律して「バージョンアップ」してグラウンドに戻ってこれるか、がチーム底上げの鍵。

               

               頭が沸騰中ですが、個人プログラムの作成もいけるところまで頑張って、選手たちの充実したオフサポートをします!

               

              それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

               


              ストレングス&コンディショニング担当って遠征時に何をしているの?にお応えして

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                 先日、若いS&C(ストレングス&コンディショニング)コーチを目指す学生に、「遠征でホテルに泊まるときもS&Cコーチは帯同するんですか?」と尋ねられました。

                 

                 うん、今所属するラグビーチームでは全員ではないけれど、一人は必ず帯同しているよ…と答えました。

                 

                 弘田は当日入りさせてもらうことがほとんどなのですが、公式戦などの際のホテル宿泊時のS&C担当の流れを今回はご紹介したいと思います。

                 

                遠征宿泊時S&C業務(ラグビー編)
                 試合前日に到着した際、すぐに着替えてまず行うのは、消毒のジェルとマルチビタミンなどのサプリメントを食事会場に置くこと。そしてフロントへと移動し、当日の補食用アイスボックスへの氷入れを依頼。捕食のバナナ、試合後に摂る寿司やアサイーの確認。

                 

                 これらの確認が終わったら、マネージャーに確認した上で翌日の試合前ストレッチ、ファンゲームの場所確認しに現地へ。


                 夕食前に軽くストレッチを行う準備へ。このストレッチはメディカルトレーナーに頼んで、夕食、軽食のチェックリストを確認し
                写真撮影、残量確認まで行います。これをチームに所属している管理栄養士へメールで報告。

                 

                 部屋に戻ってからラグビーボールへの空気入れを8〜10個のボールに行います。その後治療にいくほどでもないものの、希望する選手に対してパートナーストレッチ。

                 

                 後は部屋でゆっくり過ごすわけですね。

                 

                 翌日起床し、朝食会場へ。ここでも写真撮影と残量確認や補充の指示をするので、結構長い時間朝食会場にいなくてはいけません。少し部屋で休んでから試合会場へ出発する前に、チームオーガナイゼーションという名前でストレッチ、軽運動のファンゲーム、ユニットに分かれての軽いリハーサルをトータル35分程度で実施。

                 

                 S&C担当はストレッチと工夫を凝らしたファンゲームのパートを担当します。

                 

                 部屋ですぐに着替えるとだいたい試合開始4時間前ほど。少し休みつつ、試合会場の流れを確認しマネージャー、メディカルトレーナーとフロントに集合。試合開始3時間前に着くように、現地先入りして試合のセットアップ。

                 

                 S&C担当やメディカルトレーナーの半数は直接試合会場に入ることがほとんどなので、ここで試合開始の3時間前に全員が集合。試合準備へと入っていき、試合の1時間15分ほど前に到着してくる選手やコーチを待ち受ける、という流れになります。

                 

                スタッフの数が少ないので皆が協力し合いながら
                 プロ野球チームに在籍していたときは一年の半数が遠征であり、スタッフの数も現在の3倍ほどいましたから本当にS&Cに関わる業務のみを行えばよかったんですよね。

                 

                 ホテルでのコンディショニングルームのセッティングとそこでの補助トレーニング指導とパートナーストレッチ。業務終了後の報告書作成と提出。翌日がナイターの場合は、希望選手(外国人がダントツで多かったですが)を対象とした日中の現地のジムへの
                帯同と補助、指導。

                 

                 現在は最小限のスタッフでのチーム運営となりますから、メディカルチームにも手を借りつつ宿泊には帯同しない管理栄養士の業務なども手伝わなくてはいけません。

                 

                 弘田のポリシーとして「組織を回すための仕事」に忙殺され、本業ですべきことが目減りしては本末転倒だと思っています。それでも前職のような環境を作れるところは稀有で、スポーツ現場に携わるスタッフはほとんどがマルチタスクを求められているのが現状。

                 

                 バランスを取りつつ、チームのために出来ることを協力し合ってやっていかなければいけませんよね。

                 

                 

                 …いかがだったでしょうか。今日はざっくりとですが「チーム遠征時のS&C担当の実際の動き」の一例をご紹介しました。

                 

                それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。


                トップリーグ最終節へ

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                  Thank you for visiting here!
                   明日1月14日土曜日はトップリーグ最終節の豊田織機との試合。15試合目を迎えて、弘田が所属する近鉄ライナーズも対戦相手であるトヨタ織機も入れ替え戦出場が決まっている下位チームの対戦です。

                   

                   試合結果によって近鉄は13・14・15位の可能性があります。入れ替え戦が決まっているもう一つのチーム、コカ・コーラの試合結果にもよりますが、一つでも順位を上げておくことで入れ替え戦の相手もやりやすくなるシステム。

                   

                   とにかくできることは目の前の相手に勝利すること。

                   

                   長らく続いた連敗。ワールドカップ準備の改装前に行う、最後の花園でのトップリーグゲームで、近鉄ファンの前で止めましょう。

                   

                  始まりの終わり、終わりの始まり
                   2016-17シーズンは正直想像を超えた過酷なシーズンとなりました。特に後半の3か月は胃が痛むような試合が続き、一日が長く感じる日々となりました。

                   

                   苦しい戦いの年となりましたが、泣いても笑っても明日1月14日でトップリーグの公式戦は終了し、28日(土)の入れ替え戦を持って今季は終了になります。

                   

                   契約を満了する選手やスタッフ、他チームへ移籍する選手、自ら違う道へ進む選手やスタッフ。一つのチームの中にいたメンバーは、二度と同じように集まる事はなく、それぞれの道をいくことになります。

                   

                   寂しいですが、だからこそ日々有限であるこの時間を噛みしめつつ、緊張感と誇りを持ってグラウンドに立つことができるんだと思います。

                   

                   終わりのときが近づき、また新たな始まりへ。そんな時期がもう近づいているんですよね…

                   

                   それぞれの思いを込めた熱量の高い試合を届けられると思いますので、関西在住の方はぜひ花園ラグビー場へ足を運んでいただけたら嬉しいです。

                   

                   

                  それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

                   


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