2017年9月30日を持ってサイトを移転いたしました。
新サイトのURLは https://yuji163.com 弘田雄士オフィシャルサイト「be」です。
新しいサイトもぜひ訪れていただければ嬉しいです。引き続き宜しくお願いいたします。
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今まで公開した記事の数は1058。特に2016年に入ってからは一か月20記事以上は必ず更新する!と自分と約束。
基本的には「スポーツ現場で働きたい若い世代のトレーナーやトレーナー希望学生」をメインターゲットとして、試行錯誤を繰り返しながら、コツコツと継続してきました。
1年ほど前から漠然と、商品としての自分を知ってもらう「仕事の窓口となり得るホームページのようなブログ」へと育てていきたいなぁと考え出していたんですよね。
ブログ記事も、利用しているブログ運営サイトが閉まってしまったり、記事公表を止められたりする可能性はゼロではありません。これからも定期的にブログを更新し、自分の活動を知ってもらうなら、自分で運営できるサイトに移行しようと決心したんです。
明日から新サイトにてブログ更新を
まだまだ手探りでもう少し公表まで時間をかけて仕込んだほうがいいのかもしれませんが、一旦覚悟を決めて動き出したら「走りながら武器を拾う」というのが私の持論。
ちょこちょこ不備やミスもあるかもしれませんが、定期的にブログ記事を書き更新する、というのは今までと全く同じ。
明日以降、新サイトの方へブログを更新するようにしますので、ぜひ下記URLをチェックしてみてください!
弘田雄士 オフィシャルサイト『Be』 https://yuji163.com
1か月ほどは9年近くお世話になってきた、このJugemブログも公開していく予定にしています。ほとんどの記事はそのまま移行させることはしない予定なので、興味のある記事は早めにチェックしてみてください。
それではまた「新公式サイト『Be』で」お会いしましょう。弘田雄士でした。
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短い時間で2トライをあげリードして折り返した前半戦でしたが、終始ミスの多い展開で最終的には逆転を喫し21対31での敗戦。悔しく心底痛い負け。この試合に向けてライナーズとして準備していたものが出せませんでした。
スポーツ現場は刺激的だからこそ
トップレベルのスポーツ現場でストレングス&コンディショニングの専門家として携われていること。本当に幸せで且つ刺激です。
でもトレーナー業としてアスリートスポーツのど真ん中で仕事ができるのは、実は劇薬でもあるんですよね。
今回の対NTTドコモ戦も試合が終わった夜は悔しいうえに感情が高ぶって、夜中まで寝付けず。真っただ中のときには、勝ったり負けたりのこの感情の波が苦しいもの。けれど、一度離れるとこの興奮がまた恋しくなるものなんです。
経験したことはないですが、禁断症状を伴う劇薬である非合法ドラッグはこんな感じなのかもしれません。
だからこそ熱い気持ちと共に賢い感情コントロールは必須。ブワーッと集中し興奮している頭の片隅で、どこか俯瞰して勝負に翻弄されている自分をみつめているような視点。
こういった感覚も持ち合わせていないと、「現場バカ」になってしまうぞ!という危機感を持ってグラウンドに立つようにしています。
ここからの4戦が正念場
今回の公式戦では、3人ほどが負傷から交代をしました。怪我人も徐々に増えてきており、毎週試合がある直近1か月が正念場となりますが、気持ちを切り替えてベストの準備をしていきます。
それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。
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まだ業務を残しているスタッフには申し訳ないのですが、サーっと消えるように花園を後にし梅田へ。12時から行われる展示会に顔を出してきました。事前入場させていただける、ということで自分が狙いを定めていたブース2つにだけ立ち寄り情報収集。
そそくさとそこを退出してから電車にて京都に移動。たどり着いたのは…
2010年にNSCAのカンファレンスで講師として呼んでいただいた「京都文教大学」。今回はNSCAのレベル?検定を受験しにここまで足を運んだのでした。
ここを訪れるのは約7年振り。当時はまさか自分が近鉄のチームと契約させてもらって、近鉄列車に乗ってこの地を訪れるとは想像できなかったなぁ… ちょっとした感傷にひたりつつ、30分前に会場に到着。…と思っていると。
何とセミナースタートしていました!どうやら弘田14時スタートの講習を勝手に14時半と勘違いしていた模様。悠長に写真撮ったり、体育館覗いたりしている場合じゃなかった!!
変な汗をかきつつ慌てて着替えて約10分ほど遅れて講習に合流。ごめんなさい!
ハングクリーンで的確な指導を受けて
ハングクリーン、バックスクワット、ベンチプレス。今回の検定では基本的な3つの種目をNSCAのガイドラインに沿った方法で安全に実施しました。
全て馴染みのある種目ではあるものの、ガイドラインとは違う形で行っている部分もあり改めてベーシックなことをきちんと押さえておく重要性を感じました。
私はクリーンのセカンドプル局面でどうしても肘が先に曲がってしまう癖があります。検定員の田中淳さんに「トリプルエクステンションを意識し過ぎずに、その後のキャッチ動作を素早くパワーポジションで行う意識をしてみましょう」と言われると、バーの引き上げ速度がぐっと速くなりました。
やはり専門家にチェックしてもらい、自分のコツ習得につながるポイントを的確に指導してもらうのって大切ですね。繰り返し練習します!
結果は必要だがプロセスそのものを楽しみたい
専門家としてずっと勉強を続けていくことは当たり前。そして結果に繋がる自己満足ではない研鑽を行わなくていけないですよね。ただそのスタンダードが高すぎると続けることがしんどくなります。人間ですからそんなに強くないはず。
私もそんなジレンマを10年ほど抱えていたのですが、ここ2〜3年は「成長を求めて行動すること」そのものを楽しめるようになりました。
結果や成長って必ずしもいつもついてくるものではありません。そこを求めて一喜一憂するのではなく、自分で考えて「よし、やるぞ!」と行動に移すことそのものを認めていく。
これができるようになって、ずいぶん気楽にいろんなことに挑戦できるようになりました。今回も検定だったのですが、テストにつきものの緊張感はほとんどなし。
…どこかで致命的なミスをしていて失敗している可能性もありますが、きちんと改善して次に生かせばいいや。ほとんどのテストものはこういった境地で受けられるようになっています。…いい点ばかりではないし、年を取ってどんどんふてぶてしくなっているだけかも知れませんが…。
忙しくバタバタと動き回った一日となりましたが、とても有意義な日となりました。
検定員の田中さん、そして神戸製鋼S&Cコーチの中嶋さん、アシスタント地域ディレクターの右近さん、お世話になりました!
それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。
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ノーゲームメンバーはモチベーションの維持が難しい中、私が担当しているStrength & Conditioning部門(S&C)では一層のハードワークが求められるわけで、身体的だけでなく精神的にもきつい時期に入っています。
「中心にいない」ことに慣れていない
毎年この時期になるとつくづく感じるのが、「ここにいるメンバーはラグビーにおいてエリート集団なんだなぁ」という当たり前の事実。
学生時代に所属していたチームやリーグのレベルの差はあるものの、皆チームの中心を担い続けてきた選手ばかり。ざっくり言うと「自分がメインでない」状況に慣れていないなぁ、と感じるんですよね。
S&Cチームとして提供するストレングストレーニングやフィットネスプログラム。もちろん完璧でなく選手側からすれば、理不尽であったり科学的に考えて?というタイミングのときもあるのはわかります。
疑問や不満が出て、その声をあげる。これ自体は健全だし必要。日本でトップレベルのラグビー選手たちが、納得できなかったり不満に思っている部分を担当者に伝えてくれなかったら、そのほうが問題ですからむしろありがたいです。
それでも実際に選手の声を聞いて実際に感じるのは、まぁ8割方は「ただの愚痴」だということ(笑)。
選手自体も半ば自覚していて「わかっちゃいるけど、言わずにおれない」という感覚なのがほとんど。それ以上に「こんな気持ちも察してほしい」というわかってもらいたい気持ちの方が強いんですよね。
そんな感情も加味しつつ、できる限り耳を傾けるようにしています。
不満を聞くこともトレーナー業に必要なコミュニケーション
聞き流すのではなく、しっかりと不満や意見の内容を聞き「何を求めているのか」を理解すること。これ、メディカル部門だけでなくトレーニング系のトレーナー業にも大事なコミュニケーションスキルですよね。
技術コーチと選手の間で板挟みになりやすいトレーニング部門。自分自身のメンタルが弱っていることも多いですが(笑)、できるだけ波を作らずに選手の声に耳を傾けるよう心がけています。
よく冗談で「俺の報酬の項目に『選手から愚痴られる・恨まれる料』が10%ぐらいの割合で含まれている」と言いますが、実際にそんな風に考えています。
なかなかストレートに感謝されたり、喜ばれるポジションではないS&C部門。だからこそ重圧をかけ続けるギスギスとした関係ではなく、選手が「必要なことだから信じて前向きにやろう!」と感じられる文化を創っていけたらいいなぁ、と思っています。
それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。
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家庭を持ち子供ができていけば、養育する責任もありますから余計にキャリアプランも重要性を増します。だからこそ、自分の経験値やキャリアを上げてくれるであろう仕事のチャンスと家庭とのバランスはとてもデリケートな問題。
二者択一ではないけれど、比重は考えなくてはいけないこの問題。その比重も、子供の年齢や人生のタイミングによって大きく異なるんだろうなぁ、というのが今の私の結論です。
スタートは礎となるキャリアを積み上げる時期
好きなことを仕事にしようとした人間こそ、スタート10年ほどのキャリア形成は必死に積み上げるべきでしょう。自分のやりたい方向性や強みをしっかりと見極めて、短期的なゴールから逆算。そのゴールに近づくためにはどんなアプローチをしたらいいのか、を戦略的に考えていく必要があります。
トレーニングでいうところの基礎筋力と同じように、土台の部分を高く大きくしておくことは将来の自分の可能性に直結する問題。この時期はとにかく圧倒的な量をこなし、自分の礎となるキャリアを創っていきたいですよね。
これまでの道筋をレビューし自分の価値観を再確認する時期
ただガムシャラに上を向いて、というところの次の段階。今までの道程を振り返り「自分にとって重要なこと」を再度考察する、という時期。これもまた「好きなことを仕事にした」人間にとって避けて通れないでしょう。
人によって10〜20年とスパンは違えども、この時期の必要性を感じつつも避けて通るのは危険。望まずとも職場やチームから契約が打ち切られることもありますし、自分の体力的・技術的にもしんどくなることがあるはず。
そこに対応するだけの心構えは必要です。それなしでは有事の状況で何をしたらいいのかわからなくなってしまいますから。実際にそういった専門家の人を、今まで数え切れないほどみてきましたしね…。
私自身も今この時期にあるのだろうなぁ、と感じています。楽しいしやり甲斐があるけれど、20代の頃からの戦い方ではずっと続けていけません。商品としてのニーズも賞味期限も、買い手であるチームや企業からは微妙に変わってきていますし、何のために働いていくのか、を再設定すべきタイミングなのだと思います。
重圧に感じるようなことではないですが、家族に対する責任もより強まってくる時期と重なります。とにかく自分のキャリアを積み上げて前へ、上へ、と頑張っていくこと≒家庭を守ることではなくなってくるタイミングなのではないでしょうか。
なかなか答えは出ない難しい問題ですが、半ばフリーランスとして働いてきた今、私自身は今までと比重を変えていこうと考えています。
義務感や逃避ではなく、ごく自然に生まれてきた感覚。社会人となり仕事をしてきてから、今のモードになったことはなかったのですが、これもまたタイミングがあるのでしょう。結婚15年目、中学2年生と小学6年生の二人の娘たちといつもその二人を中心にして育ててくれている妻。
比べられるものではない大切なものを、きちんと大切に。将来自分が「もっと〇〇していれば良かったのに…」と後悔しないようなライフスタイルを選んでいきたいなぁと考えています。
それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。
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しかしスポーツ現場のスタッフに限っては「憎めない人」は要らない。こういった人材は「人災」になるだけだと思っています。
無邪気と無能は紙一重
了見が狭いなぁ、と自分でちょっと落ち込むこともありますが、アスリートスポーツの現場は戦場。ここに「憎めない」タイプの人はいてほしくないんです。
自分自身は仕事中のモードONになると、普段と雰囲気もだいぶ変わってしまっているようです。プライベートを知っている友人たちからは、「何か思い詰めているというか、声をかけづらい雰囲気だった」と言われたりしています。
とにかく選手やチームの雰囲気を弛緩させたくないし、集中力を失わせたくない。その気持ちが強すぎてピリピリして見えて、選手に気を遣わせては本末転倒ですが、どの位置に立ちどういった振る舞いをすればいいのか、いつも考えています。
だから悪気はないのでしょうが「無邪気なスタッフ」に腹が立って仕方がないんですよね。
innocenseという英単語がありますが、あの言葉の持つニュアンスって意外と知られていません。「純粋無垢」という意味よりも、「空気が読めない」、「無能」といった響きが強いんです。
私のイメージでは、こういった人たちはたいがいイノセントです。悪気はないからタチが悪い。選手以上に大きな声を出す。今何が必要で自分はどう立ち振る舞うべきか、という視点がない。
どちらかというとそんなにいろいろ求めるんだったら、何をしたらいいか教えてよ、という姿勢です。
そうなってくると与えられたタスクに対しても無責任だし学ばない。だから同じミスを繰り返します。こんな人がチームの中に紛れ込んだら、本当に不幸。
チームの生産性が高まらないどころか、×0.75とかの働きをしていることになるからです。そんな「人災」の影響を受けたくないので、ごく稀に遭遇するこういった方とは一切お付き合いしないようにしています。
最低限の挨拶、必要な事項以外、話すことはなし。社会不適合者であっても、不器用な自分に必要なテクニック。自分の子供たちには見て欲しくないですが、現場での余裕はゼロなので今後もこの部分は変わらないのだろうなぁ…。
同じようにスポーツ現場に携わっているトレーナー業の方は皆さん、どうしているんだろう?私の周りには上手に「受け流し」て業務を行っている大人なスタッフばかりなので、「自分は大人げないな…」と思うもののどうにもならないんですよね…。
結局ただの愚痴みたいになっちゃいましたが、本日はちょっと極端な自分の思想について書いてみました。
それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。
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雨がちらつく天気だったこともあり、オフの楽しみに予定していた1時間ほどのLSD(ゆっくりしたジョギング)を諦めて室内での有酸素運動と下半身のウエイトトレーニングを行ってきました。
移動を繰り返して場所を変えることの多い一日
休みの日まで職場に赴くのは信じられない、という方もいらっしゃるでしょう。弘田も極力足を運ばないようにしているんですが(笑)、休日のオフィスって仕事がはかどったりしますよね。
ジムを利用するついでではあるのですが、1時間ほど個人業務のデータや領収書をまとめる作業を集中して行うことができました。
同じことを自宅で行おうとすると、時間ばかりがかかり誘惑にも負けてしまいがち。意図的に場所を変える、というのは大切なテクニックなんです。
一度帰宅して昼食をとってから午後は市内のコワーキングスペースへ。コワーキングスペースの空間って好きなんですよね。他の施設も何度か利用したことがありますが、びっくりするぐらい作業が進むんです。
周りの方と話す機会があると、ちょっとしたヒントをもらえたりして刺激もあるんですよね。
今回利用した施設は知っている方も2〜3人いました。タイムリーな話題のアドバイスをいただけて、なかなか前に進めなかった新設するワードプレスに関して、独自ドメイン取得とレンタルサーバーを決めることができました!
時間にして4時間程度でしたが、自宅で行う数倍のスピードで実りのある時間を過ごし、すっかり暗くなった後は南森町に移動。現在オフィシャルには行っていないのですが、古くからの知人であるトレーナー仲間への数カ月に1回のパーソナルトレーニング指導へ。
チーム単位ではなく個人をじっくりと指導する、というのも時折させてもらうと、またいい刺激があるんですよね。新しく移動した彼の施設を使用させてもらいつつ「なるほど、こんなレイアウトも便利だな〜」などと学びを深めることができました。
場所を目的とリンクさせて利用する
厳密に決めすぎるのも窮屈かもしれませんが、自分の目的とリンクさせて場所を利用すること。これって私にとっては重要なスキルのひとつです。
例えばタチリュウコンディショニングジム熊取店の近くにあるマクドナルド。
ここは数年来、ランチや食事のために使ったことはありません。専らインプットと勉強のために訪れるようにしているんです。
2013年の冬は単身赴任前で関東からの出張という形で訪れることが多かった熊取。当時は鍼灸専門学校の3年生で受験を間近に控えていましたから、熊取のマクドナルドは貴重な勉強場でした。
その頃の名残もあるのでしょうが、未だに本を読んだりノートに思いついたことを書いたり、ノートパソコンでブログを更新したり。自分のインプットや作業がはかどるんです。スイッチが入りやすいんでしょうね。
自分の仕事の振り返りやこれからのアイディア・戦術を考えたいときに、お気に入りホテルのラウンジへ行く。戦闘モードがなかなか緩められずに緊張状態になっているときには、電車に揺られて大好きな川べりで1時間ほど過ごす。
人間の脳って意外と単純なもの。ある場所に行った際にいつも決まったことをしたり同じような気持ちを抱いていると、一種のルーティン化が進みます。
やる気が起きなくても、気持ちの整理がつかなくても、そのモードに入る場所があれば。
行きさえすれば、物事が進んでいきます。興味がある方はぜひ意識をして、こういった目的を持って利用する場所を作ってはいかがでしょうか。気持ち的にも楽ですからおススメですよ!
それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。
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スポーツ現場に携わるストレングス&コンディショニングの専門家として、一貫してそんな思いで働いてきました。
迷うことや苦しいことのほうが実際には多かったけれど、ずっと自分の人生の道標(みちしるべ)になってきた野球を追いかけるようにして、トレーナー業に向かっていくこと、そのための留学とアメリカの現場でのインターン、日本のスポーツ界での就職活動。この道のりに対して、諦めたり絶望したことは一度もなし。
この気持ちに疑問を持ったこともなかったんですよね。…よく考えるとかえって不自然なことのような気もしますが。
2014年の年末、じっくりと自分のこれからのキャリアについて考えていました。4カ月くらい自問自答を繰り返していましたが、今までとは違う自分の方向性を探っていこう、という気持ちに気がつくことができたんですよね。
それまで考えもしなかったことですが、「今のままのアプローチじゃだめだな。もったいないとか恥ずかしいとかではなく、もっとアウトプットをして臆面もなく自分という商品を発信していくんだ。」と覚悟しました。
その具体的なアプローチの一つが「1か月に20回以上ブログを更新すること」でした。絶対に毎日!と始めから設定しなかったのが自分らしいですね(笑)。
2016年1月からそのチャレンジを続けていて、今ようやく20カ月が過ぎたところです。
我慢強くフェーズを重ねるように継続すること
正直、更新するのが苦しい時期もたくさんあります。
プロブロガーの方と違ってこのブログ運営をマネタイズしているわけではありません。ブログでの発信をきっかけに、セミナーや思いがけないお仕事の依頼を受けることも増えてきて嬉しい反面、それ以上にちょっとしたクレームや書き直しを余儀なくされるような嫌な思いをすることも多いです。
実名で顔を出してUPしているブログだけに、常に責任と重圧も感じています。
それでも秀逸でない脳から煙を出しながら、真剣にどう働いていくか、どう生きていくかを考え抜いた自分。その具体的なアクションとして「やるんだ!」と決めた覚悟の一つが高頻度のブログの更新でした。
…だから。
やる。やってきたし、これからもやる。幸い「死んでも毎日!」という設定ではないし、やれないわけはない。
人間の脳って数秒空白の時間があると、言い訳ややらない理由を考えるようになっている。そんな話を聞いたことがあります。
…こんなこと続けていたって。…ブログ書く時間があったらもっとできることもあるし。…アウトプットばかりじゃなくインプットもした方がいいよ。…この内容じゃかえってマイナスでは? …自己満足の表現なだけなんじゃないの?
たかだか20カ月の間、何回こんな声が頭の中を巡ったかわかりません。
そのたび「俺が決めたんだろ?覚悟したんだろ?だからやる。やり続ける。どこかで何かが見えるまでは続ける!」って椅子に座り直しています。
決め手に欠けるラグビーのアタック。なかなかラインブレイクを出来ずにとにかくボールを横へ横へと運びながら必死にボールをキープ。とにかく粘り強くフェーズを重ねながら、どこかにスペースができること、ミスマッチが起こる事を信じて愚直に足を動かし続ける。
こんな攻撃をみていると、「頑張れ!頑張れ!!粘って重ねていけよ!」と力が入るのは、不器用にひたすら続けることでしか活路を見いだせない自分を、そこに重ねているからかもしれません。
頑張ったり続けても必ずしも成功をするわけでもないし結果が出るわけでもない。十分すぎるほど大人になった我々は当然そのことを知っていますよね。
でも、続けること、重ねていくことなしで何かを成し遂げられる可能性はゼロです。これも十分すぎるほど大人になった我々は知っておくべきですよね。
0.1%と0%の違いに目を背けないこと。自分で勝手に上限を決めずに既成概念に捉われたリミッターは穏やかに壊してしまうこと。
つい先日「日本人で100mを9秒台で走る事」を例に挙げたブログを書きましたが(http://yujihirota.jugem.jp/?eid=1269)、そこから1週間後に桐生選手が9.98秒をマークしたこと。
タイミングがよかっただけなのですが、なんだか自分自身も励まされているような気になって嬉しかったなぁ。
吉田松蔭いうところの「狂人」の域を目指して歩みを止めずにやっていきたいですね。
…弘田が得意とする、とりとめのない記事になってしまいましたが、今日はそんな思いを書いてみました。
それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。
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