運動体験を通してこそ運動スキルが身につくということ

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      我が家の小6の次女。女子サッカーチームに所属する彼女、中学で入るクラブチームを決めてきました。なかなかしっかりとした、そのクラブチームから新人選手たちへ課題が。

     

     軽い助走から片足で跳びあがり、高さの頂点でボールキャッチをする練習を行うように、というものでした。走る、切り返すといった動作は得意なものの垂直方向への動きはまだまだ不得手な彼女、片足ジャンプが上手くできません。

     

     それに加えて高く上げたボールを頭上でキャッチすることも、そもそもボールの真下に入ることができていない様子。

     

     こりゃあ確かに指導したくなるよな、という不格好なものでした。

     

    運動体験を多くさせることが王道
     言葉の定義づけって重要。ここ2年ほど学ばせていただいている小俣よしのぶさんのオンラインセミナーなどを聞いていてそのことを痛感しています。

     

     そもそも「運動スキル」とはどういうことか。これを小俣さんは「身体活動のためのコツなどを含む熟達した能力」とおっしゃっています。それに対する運動体験。体験は「何かを主体的、自主的に関わり、感覚などをとおして意識として感じられること」と考えられます。

     

     自らの意識の赴くままに、体と感覚を通して想像力や創造性を駆使して、できる/できない、楽しい/つらい、簡単/きつい、速い/遅いなどを経験すること。これこそが運動体験なんですよね。

     

     意図的に作られていない物事を「感情」や「五感」を交えて、工夫しながら経験していく部分が肝(キモ)なわけです。

     

    自主性・主体性がポイント
     そう考えると、今回私の次女が与えられた課題も意図的に作られたプログラムです。指導者の方からすれば、「空中にあるボールの位置を正しく把握し、タイミングよくジャンプすることでヘディングなどの競り合いのイメージを高めさせたい」という意図があるのでしょう。

     

     専門家の端くれとして、この動きができたからといってサッカーのスキルに転換する可能性は低いだろうなぁとは感じました。


     それでも「こういった要素を高めるためには、まずこんな動きを習得してほしい」という明確な意図が指導サイドから出ていること自体が素晴らしい。「ちゃんと飛べ!」じゃ指導しているとは言えませんから、こういった指示はありがたいこと。

     

     さらに今回はこの課題に対して「なかなか上手く出来ないからできるようになりたい!」と次女が自主的に依頼をしてきたということもポイント。完璧に自由な環境下でトライしているものではないものの、自主的・主体的に取り組んでいれば向上する可能性はあるはず。

     

     そう考えて、娘と二人で1時間ほど自主練習をしました。

     

    疑似でもいろいろな動きや感覚を体験させたい
     コツは「感覚」であり教えられるものではない。だからこそ本人の感覚が出てくるような分習法を工夫しつつ教えてみました。

     

     「これ、言われた通りの動きじゃないけど…?」とちょっと不安げな娘に対して、「大丈夫!こんな感じがだんだんつながっていくから!」という雑な答えでやり過ごし終了。

     

     それでも彼女なりのイメージを楽しみつつもつかめたようなので、充分有意義な時間になったと思っています。

     

     運動指導ってきちんと取り組むと本当に難しい。ジュニア世代に対する指導であればなおさらです。だからこそしっかりとした知識を持って責任と自覚を持って教えないといけませんよね。

     

     良かれと思って行って逆効果になってしまう事例が世の中にはあふれているのですから。今後も真摯に学びを続けていかないといけないですね…。

     

     

    それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

     


    選手の不平不満を聞くのも大事なコミュニケーション

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       トップリーグが開幕し約1か月。一たび公式戦がスタートするとチーム全体が公式戦中心となっていきます。当然のことなのですが、どうしてもレギュラーメンバーと試合に入れないメンバーとの温度差は大きくなってくるもの。

       

       ノーゲームメンバーはモチベーションの維持が難しい中、私が担当しているStrength & Conditioning部門(S&C)では一層のハードワークが求められるわけで、身体的だけでなく精神的にもきつい時期に入っています。

       

      「中心にいない」ことに慣れていない
       毎年この時期になるとつくづく感じるのが、「ここにいるメンバーはラグビーにおいてエリート集団なんだなぁ」という当たり前の事実。

       

       学生時代に所属していたチームやリーグのレベルの差はあるものの、皆チームの中心を担い続けてきた選手ばかり。ざっくり言うと「自分がメインでない」状況に慣れていないなぁ、と感じるんですよね。

       

       S&Cチームとして提供するストレングストレーニングやフィットネスプログラム。もちろん完璧でなく選手側からすれば、理不尽であったり科学的に考えて?というタイミングのときもあるのはわかります。

       

       疑問や不満が出て、その声をあげる。これ自体は健全だし必要。日本でトップレベルのラグビー選手たちが、納得できなかったり不満に思っている部分を担当者に伝えてくれなかったら、そのほうが問題ですからむしろありがたいです。

       

       それでも実際に選手の声を聞いて実際に感じるのは、まぁ8割方は「ただの愚痴」だということ(笑)。

       

       選手自体も半ば自覚していて「わかっちゃいるけど、言わずにおれない」という感覚なのがほとんど。それ以上に「こんな気持ちも察してほしい」というわかってもらいたい気持ちの方が強いんですよね。

       

       そんな感情も加味しつつ、できる限り耳を傾けるようにしています。

       

      不満を聞くこともトレーナー業に必要なコミュニケーション

       聞き流すのではなく、しっかりと不満や意見の内容を聞き「何を求めているのか」を理解すること。これ、メディカル部門だけでなくトレーニング系のトレーナー業にも大事なコミュニケーションスキルですよね。

       

       技術コーチと選手の間で板挟みになりやすいトレーニング部門。自分自身のメンタルが弱っていることも多いですが(笑)、できるだけ波を作らずに選手の声に耳を傾けるよう心がけています。

       

       よく冗談で「俺の報酬の項目に『選手から愚痴られる・恨まれる料』が10%ぐらいの割合で含まれている」と言いますが、実際にそんな風に考えています。


       なかなかストレートに感謝されたり、喜ばれるポジションではないS&C部門。だからこそ重圧をかけ続けるギスギスとした関係ではなく、選手が「必要なことだから信じて前向きにやろう!」と感じられる文化を創っていけたらいいなぁ、と思っています。

       

       

      それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

       


      特定の場所に赴くことで入るスイッチを活用しよう

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         週末の練習試合前の中休みとなった昨日。珍しく火曜日のオフでしたが、同じ時間に起きてブログを更新し、9時前には職場である花園のスタッフルームへ。

         

         雨がちらつく天気だったこともあり、オフの楽しみに予定していた1時間ほどのLSD(ゆっくりしたジョギング)を諦めて室内での有酸素運動と下半身のウエイトトレーニングを行ってきました。

         

        移動を繰り返して場所を変えることの多い一日
         休みの日まで職場に赴くのは信じられない、という方もいらっしゃるでしょう。弘田も極力足を運ばないようにしているんですが(笑)、休日のオフィスって仕事がはかどったりしますよね。

         

         ジムを利用するついでではあるのですが、1時間ほど個人業務のデータや領収書をまとめる作業を集中して行うことができました。

         

         同じことを自宅で行おうとすると、時間ばかりがかかり誘惑にも負けてしまいがち。意図的に場所を変える、というのは大切なテクニックなんです。

         

         一度帰宅して昼食をとってから午後は市内のコワーキングスペースへ。コワーキングスペースの空間って好きなんですよね。他の施設も何度か利用したことがありますが、びっくりするぐらい作業が進むんです。

         

         周りの方と話す機会があると、ちょっとしたヒントをもらえたりして刺激もあるんですよね。

         

         今回利用した施設は知っている方も2〜3人いました。タイムリーな話題のアドバイスをいただけて、なかなか前に進めなかった新設するワードプレスに関して、独自ドメイン取得とレンタルサーバーを決めることができました!

         

         

         

         時間にして4時間程度でしたが、自宅で行う数倍のスピードで実りのある時間を過ごし、すっかり暗くなった後は南森町に移動。現在オフィシャルには行っていないのですが、古くからの知人であるトレーナー仲間への数カ月に1回のパーソナルトレーニング指導へ。

         

         チーム単位ではなく個人をじっくりと指導する、というのも時折させてもらうと、またいい刺激があるんですよね。新しく移動した彼の施設を使用させてもらいつつ「なるほど、こんなレイアウトも便利だな〜」などと学びを深めることができました。


        場所を目的とリンクさせて利用する
         厳密に決めすぎるのも窮屈かもしれませんが、自分の目的とリンクさせて場所を利用すること。これって私にとっては重要なスキルのひとつです。

         

         例えばタチリュウコンディショニングジム熊取店の近くにあるマクドナルド。

         

         ここは数年来、ランチや食事のために使ったことはありません。専らインプットと勉強のために訪れるようにしているんです。

         

         2013年の冬は単身赴任前で関東からの出張という形で訪れることが多かった熊取。当時は鍼灸専門学校の3年生で受験を間近に控えていましたから、熊取のマクドナルドは貴重な勉強場でした。

         

         その頃の名残もあるのでしょうが、未だに本を読んだりノートに思いついたことを書いたり、ノートパソコンでブログを更新したり。自分のインプットや作業がはかどるんです。スイッチが入りやすいんでしょうね。

         

         自分の仕事の振り返りやこれからのアイディア・戦術を考えたいときに、お気に入りホテルのラウンジへ行く。戦闘モードがなかなか緩められずに緊張状態になっているときには、電車に揺られて大好きな川べりで1時間ほど過ごす。

         

         人間の脳って意外と単純なもの。ある場所に行った際にいつも決まったことをしたり同じような気持ちを抱いていると、一種のルーティン化が進みます。

         

         やる気が起きなくても、気持ちの整理がつかなくても、そのモードに入る場所があれば。

         

         行きさえすれば、物事が進んでいきます。興味がある方はぜひ意識をして、こういった目的を持って利用する場所を作ってはいかがでしょうか。気持ち的にも楽ですからおススメですよ!

         

         

        それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

         


        試合中に極力選手と目を合わせない意味とは

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           長い準備期間を終え、いよいよ数日後、8月18日に所属する近鉄ライナーズのトップリーグ開幕戦が行われます。

           

           弘田の役割はベンチに入り、控え選手のウォームアップやストレッチなどを行い、出場タイミングを告知。スムーズに選手を送り出すことです。

           

           公式戦となると監督以下、コーチングスタッフも極限の緊張感ですし、つけている無線の中でのやり取りもなかなか緊迫感のあるものになります。もちろん選手たちの緊張感もマックスですしね。

           

           そんな中、試合中に弘田が心がけていることの一つが「選手とできるだけ目を合わせないこと」なんです。

           

          余計な期待や緊張感をさせないこと

           控え選手の中には、当然ですがかかり気味の選手も、神経質な選手もいます。

           

           まだ交代のタイミングではないな〜、という前半であっても弘田が普通に話しかけたり、目を合わせることで「わ、自分と交代するんじゃないか」とその都度、選手が緊張したり期待するのがわかることがあるんですよね。

           

           こんな思いを2〜3回も繰り返していたら選手は勝手に疲れてしまうし、いざ本当に出場というときの集中力も削いでしまうでしょう。

           

           だから普段とは違って余計な口は慎むようにしています(笑)。できるだけ選手とも目を合わせないことを心がけているんです。

           

           出たくて仕方がない選手は数分単位で、「今何分?」、「俺の名前、出てない?」と聞いてくるので、それを避けるために目を合わせない、ということもあるのですが…。

           

          試合後の疲労感は別格
           だからこそ試合が終わると、いつも本当にどっと疲れます。練習試合はもちろんのこと、特に公式戦の現場は戦場なんですよね。

           

           戦地に選手をしっかりと送り届けることに集中し、戦場から選手が無事に帰ってくると本当にほっとする。試合に負けると選手と同じくらい悔しいし、勝てたとしても、試合中に怪我人が出るとその状態が気にかかる。

           

           なかなかスカッと気持ちよく試合後を迎えるのは難しいんです。

           

           そして、このテンションの高め方は野球の現場の時にはあまり経験したことがないもの。年間の公式戦が20試合ないラグビーに対して、140試合以上の野球。やはり1試合ごとのラグビー現場でのテンションと同じでは、長丁場の野球では持たないんです…

           

           ラグビー独特の緊張感を味わえるチャンスがあることに感謝しつつ。2017-18シーズン、悔いの少ない時間を過ごしていきたいと思います。

           

           

          それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

           


          トレーナー業だけでなく子を持つ親も知っておくべき「クラムジー」について

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              次女がサッカーに熱中しているおかげで、小学生女子のサッカーの様子を見ることが増えています。先日も子供たちの試合の様子をみていたのですが、そのときに気がついたことがありました。

             

             次女の幼なじみである同級生、小学六年生の女の子のパフォーマンスが今までと大きく違って見えたのです。

             

            クラムジーという状態を知っておくこと
             まだまだ小さい次女とほぼ同じくらいの背格好だった彼女。パッとみると2か月程度でちょっと体格も変化があった印象でした。男子ほどわかりやすく背が伸びたという感じではないものの、足だけがスーッと長くなったような感じ。

             

             気のせいかな〜と思っていましたが、実際のサッカーの中の動きをみて確信しました。やはり体が変わってきていて、その体をもて余してきているのだと感じたんです。


             英語でClumsyは「ぎこちない・不器用な」といった意味を持つ言葉。成長に伴う運動能力、身体能力の低下時期を指す言葉なんですよね。

             

             男子の場合、1年間で15僂曚蒜悗伸びるのも不思議ではなく、この身体的な急激な変化に神経的な適応が出来ていないことが大きな要因だと考えられています。

             

             そしてバイオメカニクス的な見地からも急激な脚長の変化によって、慣性モーメント(回りやすさを表すもの)が変化することも知られています。

             

             PHV(Peak Hight Velocity)という最も身長が高くなる時期にクラムジーが起こる可能性は高く、可動性や柔軟性も一時的に低下しスティフネスが生じるのが特徴です。一時的な筋力低下が見られる場合もあるんですよね。

             

             弘田が今回違和感を感じた、次女の幼なじみのケースは男子のそれに比べると分かりづらく、クラムジーだとしてもその初期段階と考えることが出来ると思います。

             

             女子の場合は、PHVという身長の変化にしても男子に比べて下肢長が先にピークに達する傾向があるうえ、第二次性徴からの影響も考える必要があります。

             

             結果的に男子に比べてその見極めが難しいと思いますが、

            1)床面から大腿骨頭の垂直距離で測る下肢長を半年に1回程度継続的に計測する

            2)オーバヘッドスクワットや体前屈、マルチセグメンタルローテーションといった可動性を継続的にチェックする

            3)初潮や乳房の発達などを確認していくこと

             

             こういった複数の簡易なチェックを組み合わせることで、クラムジーに陥っている可能性が推察できるのではないか。ジュニアスポーツへの関わりも今後していきたい弘田としては、そんな辺りをつけているところです。

             

             

            専門家や指導者だけでなく親もクラムジーについての知識を持つこと
             今回の例に挙げたお子さんに関しては、お父さんとお話しする関係なのでお節介だなぁと感じつつも、ラインしました。

             

            「クラムジーという時期に入っていると思います。さぼっているわけでもなく、一生懸命やっていても少しずれが生じているのではないでしょうか。

             

             パフォーマンスが出ないから、といって叱ったり更に練習をさせる、といったことは避けた方がいいと思います。

             

             膝裏や背中など強く打ってもいないのに、今まで感じなかったような張りや痛みがあるようでしたら、余計にその線が強いと思います。

             

             逆に言うと今、身長も最も伸びてくるでしょうし体の変化も大きい時期なんだな、と見守ってあげてほしいなぁと感じています…。」

             

            といった内容で、幸いにもそのお父さんからも理解を得られたのでホッとしました。

             

             なかなか一般的な概念ではないのですが、このクラムジーに関しては、指導者だけでなく年頃の子供を持つ親御さんにも知っておいてもらいたいもの。

             

             急激な体の変化に戸惑っている時期の子供に対して、「何で今まで出来ていたことが出来ないんだ!」、「体も急に硬くなってストレッチなどの準備を怠っているんじゃないか!」みたいな叱咤激励をするのは、とても残酷なこと。

             

             知っておきさえすれば、もう少し有益なアドバイスを子供にしてあげられるはず。ぜひ成長期特有のこの現象、頭の片隅に置いておいてもらえれば嬉しいです。

             

             

            それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。


            サンウルブズ ヘッドS&Cコーチ、サイモンジョーンズ氏の訪問を受けて

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              Thank you for visiting here!
               夏の北海道キャンプ終盤。サンウルブズのヘッドS&Cコーチ、サイモンジョーンズ氏が近鉄ライナーズがキャンプを行っている北見まで、足を運んでくれました。

               

               日本ラグビー協会の強化副委員長の永友氏、チームディレクターの田中氏と共に情報共有と協力の要請のためにいらっしゃったんですね。

               

               時間にして1時間半ほど、細かな考え方なども聞くことができてとても有意義な時間となりました。

               

               専門的なGPSデータの数値などは公表できませんが、本筋から少し離れた情報に関しては自分のアウトプットを兼ねてシェアしたいと思います。

               

              リカバリーで最も重要視しているのは水分補給
               アイスバスやリカバリーの考え方について、ジョーンズ氏に伺いました。彼が最も重要視しているのが「汗をかいてから15分以内の給水」だそうです。

               

               どんな練習セッションであってもリカバリーステーションをすぐ横においていつでも給水できるようにチームとして確立しているとのことでした。

               

               アイスバスに関しては基本的にはいいものだが、その効果や実施時間などは未だに一定した方向性が出ていないため、強要したくない、といっていました。常にアイスバスの準備はするが使用は選手の意志に任せているそうです。


              国際舞台で戦う選手たちと「時差ぼけ」
               弘田自身が興味を持って質問させていただいたのが、「時差ぼけ」に関するもの。これは国際戦を繰り返すナショナルチームならではの状況だからです。

               

               ジョーンズ氏からは時差ぼけから完全に適応するだけの時間はないため、とにかく到着する国の時間に合わせて機内から生活させるようにしている、との返答を受けました。

               

               前もって、どのフライトでいつ眠るべきかまで指導しているとのことでした。

               

               そのうえで翌日の朝食はその国のタイミングで取らせる。どれだけ眠くても必ず現地で陽を浴びさせる。どうしても眠たい場合は昼寝の形でカバーさせる。こういった基本的なことをしっかりと徹底させているんだ、と言っていました。

               

               そんな工夫をしていても、NZからアルゼンチンへの移動しての試合は強烈な時差ぼけに襲われて、チーム全員としてとてもチャレンジだったとのエピソードについても伺うことができて、とても興味深かったです…。

               

              サンウルブズの飛行機移動に伴う過酷さは以下の記事などでも紹介されていましたよね。
              それがコチラ→https://rugbyhack.com/2016/09/22/sunwolves-67/


               現在、近鉄ライナーズからはサンウルブズに招集されている選手はいないのですが、近い将来必ず選ばれるであろう候補選手はもちろんいます。今後どんどんライナーズからも選手を送り出し、国際舞台での経験を積めるチャンスを与えて上げたいな〜と思った出会いでした。

               


              それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

               


              ブログを1000記事書いてみて

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                Thank you for visiting here!
                 本日のブログを持って、Web上にUPした記事が通算1000記事となりました。ブログをスタートさせたのは、2008年12月11日だということ。

                 

                 足かけ8年で達成しましたが、やはり2015年から猛烈な勢いでほぼ毎日のように更新をしてきた結果でしょうね。区切りの本日、これまでに記事数を重ねてきた所感を書いてみたいと思っています。

                 

                1.インプットとアウトプットを常に意識するようになった
                 やはりこれが一番大きいのかな、と思いますね。特に2015年からは専門家としてブログを戦略的に更新していくぞ!と決めました。

                 

                 常にイメージしている読み手は「同業種の弘田が今まで関わったことのないトレーナーさん」。いつもいつも有益な情報を提供する専門的な内容は、自分には難しいし最も重要視している「継続する力」の妨げになるので、早々に諦めました(笑)。

                 

                 力み過ぎずに「こんなインプットをしたけれど、自分なりのフィルターを通すとこんなアウトプットになるよ」というスタンスで行っています。

                 

                 今ぐらいの情報量をアウトプットしようと思うと、自然と定期的にインプットが必要となりますよね。これまでもインプットを貪欲に行ってきたつもりですが、気がついたこと、学んだことをすぐにメモしたり写メするようになり、自分の情報関知能力が高まったのは間違いありません。

                 

                 どんな人の目にも晒される可能性があるブログという媒体で情報を発信することによって、常にある種の緊張感を持って呼吸をするようにインプットとアウトプットを繰り返す。

                 

                 これは自分の意識レベルだけでは不可能で、ブログという手段を用いなければ難しかったと感じています。


                2.文章力が高まった
                 日々文章を書くことを続けていくことで、認めたくない自分の文章の癖に嫌でも気がつくことが出来ました。今もまだまだ納得のいく文章を書くことは難しいですが、以前よりも少しは短文が増えた気がします。

                 

                 母国語を正しく使い、自分の考えや想いを文字で伝える能力。

                 

                 動画での配信も簡単にできる便利な世の中になったからこそ、今後AIが発展していくであろう世の中においても、これは強い武器となり得るし、人工知能ではなかなか取って変われない部分ではないでしょうか。

                 

                 そして頭の中で整理したものを文章化する能力が高まると、自然と人前でお話をする能力や資料をまとめる能力も高まるんですよね。

                 

                 ブログ開始当初は意識していなかった、思いがけない恩恵を預かることができたと思っています。

                 

                3.業界内の認知度が高まった
                 2016年末ごろから、「実は定期的にブログ読ませてもらっています。」、「初めてお会いした気がしません」といった声をいただく機会が増えました。

                 

                 少しずつ弘田のブログが認知されていっても、最初は正直全く実感はありませんでした。

                 

                 これって筋収縮のメカニズムとして知られている活動電位のようなものなんでしょうね。小さな刺激が強縮となり閾値を超える。この段階で初めて「他者の反応」というのが聞こえてくるようになりました。

                 

                 やはり物事は続けてなんぼ、というか「とにかく徹底してやめないこと」が大切だというのは普遍的な真理なのかもしれません。

                 

                 これまで「バズる」といったものすごいアクセス数を稼いだ経験もありませんし、多くの人に目にしていただく機会を増やすためにSEOを学んだり、といったこともしていません。

                 

                 とにかくほぼ毎日コツコツと続けてきました。

                 

                 拙い内容のものも多いと思いますが、それでも継続することで2年ぐらいで急に多くの人から「ブログ読んでいますよ」といった
                声を聞く機会が増えたんですよね。

                 

                 これまでブログを続けてきたことで、多少なりとも業界内で「弘田雄士」という名前を目にしていただく機会を増やせてきたのではないかな、と思っています。

                 

                 これって大切なことだし、難しいことですからコツコツとブログを続けてきて良かったなぁと思っています。


                最後に
                 自分自身強く自覚しているのですが、トレーナー業に携わる専門家として、弘田雄士という商品は飛びぬけて強いセールスポイントを持っているわけではありません。

                 

                 センス抜群といったわけでもなく元アスリートといった身体能力や再現能力もない。何を持って頭の良さというかは別問題ですが、専門知識や「インパクトの強いキャラ」もないです。

                 

                 そこはずっと自覚をしていて、専門職という戦場で働かせてもらおうと決めてからは常に危機意識はあるんですよね。だからこそ数少ない自分の武器である「継続力」。これはフルに活用していこうと考えています。

                 

                 愚直に少しずつでも日々前に進む。

                 

                 量を重ねていくことで、「閾値」を越えて量が質に変わる、あの瞬間を経験できるように、激しくなくても淡々と平熱よりちょっと高いぐらいの情熱を絶やさないように、これからも燃え尽きずにやっていきたいと思っています。

                 


                それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

                 


                ストレッチは時間の長さよりも頻度を意識して

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                  Thank you for visiting here!
                   弘田がトレーニングやコンディショニングを学び始めた20数年前は、静的ストレッチ全盛期。練習前にはストレッチ、練習中にもストレッチ、練習後にもストレッチ、という時代でした。

                   

                   そこからアスリートレベルでは、プレー前の過度な静的ストレッチはパワー発揮を阻害するという当時の現場にとっては衝撃的な研究結果が発表され、一気に静的なストレッチの意義は疑問視されるようになったんですよね。

                   

                  少なくとも練習中の静的ストレッチは有益
                   これ、「赤ワインは健康にいい」、「バナナだけ食べていたら劇的に痩せる」といった情報の伝わり方と同じように「静的ストレッチはデメリットばかりでする必要がない」といった風潮になっていっては、あまりにも情けない話ですよね。

                   

                   静的ストレッチは柔軟性を確保するには間違いなく効果があります。まずはこういった本質的な部分を押さえておく必要があるでしょう。

                   

                   練習直前ではなく、定期的な静的ストレッチは僅かではありますが筋力向上に効果がある事も多くの研究結果が示していますし、
                  静的ストレッチのいい部分もたくさんあるんですよね。

                   

                   個人的には、静的ストレッチが最も効果的なのは練習中だと考えています。練習メニューが切り替わる間、選手間での打ち合わせのとき、打撃練習の自分の出番の直前。

                   

                   10秒〜30秒程度のちょっとしたスキマ時間に、必要なストレッチをサッと行う。静的なストレッチであれダイナミックなストレッチであれ、まとめて長時間行う、というよりも、ちょこちょこと行い高頻度を心がけたほうが効果が高い、というのもここ数年のリサーチで多く結論付けられている部分。

                   

                   例えばスキマ時間に股関節周りの2種目のストレッチを実施。これを2時間の練習時間のスキマ時間ごとに行えば、8〜10回は行えるでしょう。

                   

                   ストレッチタイムとしてまとめて時間をとっても、1日に同じストレッチを10回行うことはまずないはず。ちりも積もれば山となるわけで、このアプローチは効果的です。

                   

                   また別の観点からみた場合、限られたアスリートの時間をできるだけ内容の濃いもの、効果的なものにしてあげたいですよね。

                   

                   そういった観点からもグラウンドに立っているとき、ジムでのトレーニング時、スキマ時間に時間を無駄にすることなくストレッチを行う習慣をつけさせる。

                   

                   なかなか徹底させきれない部分ではありますが、この辺りは才能は関係なく、どれだけ選手にリマインドし喚起できるか、という教育の部分であり大切ですよね。事あるごとに呼びかけをして、この文化を育てていきたいと考えています。

                   

                   

                  それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

                   


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