仕事に対する覚悟と恐怖が高まる一番のきっかけとは

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     先日、アドバイザー的な役割で関わらせていただいているタチリュウコンディショニングジムのスタッフの一人が、父親になりました。

     

     昨今の風潮にそぐわず、何しろスタッフの結婚が早いのがこの施設の特徴。出産祝いのプレゼントを準備するのも気がつけば5人目になりました。

     

     とてもめでたい今回のスタッフの第一子出産。自分が初めて父になったときのことを改めて思い出しました。なぜかというと弘田にとってその日は「人生最大の不安」を感じた日でもあったからです。

     

    長女の誕生で味わった初めての感情
     2003年9月16日。14年近く前のこの日、待望の第一子である長女が誕生しました。

     

     当時まだ東京ドームを本拠地としてていた日本ハムファイターズとの試合直前に生まれたこの子を初めて抱っこしたのは翌日9月17日の朝でした。

     

     妻から手渡された娘は壊れそうなぐらい小さくて、首もぐにゃぐにゃ。我が子を必死に支えながら、「ああ、この子が大人になるまで育てていくために俺が稼いでいかなくちゃいけないんだ…」とめちゃくちゃリアルに感じたものです。

     

     それは「身が引き締まる」とか「責任を感じる」といったレベルとは比べ物にならない、生まれて初めて味わう「恐怖」というレベルでした。

     

     天使のような軽くてかよわい我が子を抱いた感動と同時に、その重みに不安を抱かずにはいられなかったんですよね。

     

    未経験ゆえの「開き直り」と決別して
     曲がりなりにも25まで生きてきて、留学するチャンスをもらって自分の夢に向かって突き進んでいた時期。自分なりにリスクはとっているつもりでしたが、その覚悟は「何とかなるでしょ!」という一種の開き直りにも似たものでした。

     

     それが妻や子供という守るべきものができたことを心から実感した瞬間、崩壊してしまったんでしょうね。

     

     結婚をして二人の子供に恵まれて14年。今仕事に向き合っている自分は、昔よりも恐怖心や危機意識は強まっているのを感じます。

     

     だからこそ日和らず妥協せずに、凛として自分のスタイルを貫けるように日々の積み重ねが大切だよなぁ、と肝に銘じています。

    そういう意味では、徐々にですがようやく本当の意味での覚悟ができつつあるのかもしれませんね。

     

     子供ができて家族ができていくプロセスで学べた経験が、今の自分を支えているのだと思っています。ただの真面目な記事になっちゃいましたが…。

     

     

    それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

     


    コンディショニングコーチの仕事に向かってきたプロセス 其の2

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       昨日からのブログの続きになります。それがコチラ→http://yujihirota.jugem.jp/?eid=1181

       

      自分なりの方法でアピール
        渡米後の2ヶ月間も、まずは語学学校に通いました。その中で大学の授業がスタートする前に、英語の勉強以外でこれだけはやろうと決めて実行したことがあります。

       

       それが、私が所属する学部の学部長と先生方への挨拶。まず学部長に電話でアポイントを取るための文章を用意し、拙い英語で話したことを覚えています。

       

       実際にお会いして、インターンが1番の目的であること、日本に戻ってプロ野球チームのコンディショニングコーチになるのが夢だということを伝えました。

       

       こんなことをする学生は今までにいなかったために印象に残ったようで、その後もずっと目をかけて頂きました。

       

       これ、実は有料で留学相談をしてもらっていた担当の方に聞いた「裏技」だったのですが効果はてきめん。約3ヶ月かけて先生方への挨拶回りをしたのですが、学部の授業が始まった時に、先生方が既に「ユウジ」と自分のことを覚えていてくれました。

       

       特に留学当初の個別への配慮は本当に助かりました。あれがなかったらどうなっていたか、正直ゾッとしています…。


      違いを生むのは「準備力」
       目標だったインターンは、まずキャンパス内のトレーニングルームから始まりました。そこでは、すべての運動部の学生と接することができるので、コミュニケーションの取り方を学ぶことができましたし、いろいろなトレーニングの補助を経験したことが、後々も役に立ったんですよね。

       

       4年生時からはついに、目標であったトレッドマットヘンズに帯同してのインターンのチャンスをいただけました。ラッキーな部分もありましたが、弘田自身の能力が人一倍高かったわけではありません。「人の力」に大した差なんてないですから…。

       

       結果に違いが出る分岐点は、目的に向かって準備ができるかどうか。それだけのような気がします。目標であったインターンのチャンスをもらえたのは、準備と野球選手を尊敬する気持ちを常に忘れなかったからだと今でも思っています。


      「夢は正夢」の意味
       アメリカの大学を卒業後は当初の目標を達成すべく、日本に戻ってプロ野球チームのコンディショニングコーチになることだけを考えていました。今考えると偏った思考にちょっとゾッとしますが…。

       

       12球団すべてに対して履歴書を送ったところ、千葉ロッテマリーンズの秋季キャンプに参加できることになったんですよね。

       

       今まで遠い存在だった選手が側にいて、浦和での秋季キャンプの際には弘田の目の前で憧れのショートストップ、小坂誠さんが着替えていて、ドキドキしすぎて震えました(笑)。

       

       その後正式採用になって7年間、ロッテのコンディショニング・コーディネーターとして、選手をみる機会に恵まれました。結果的に僅か6年足らずで、真っ直ぐに自分の夢を叶えることができたんですから、本当にラッキーでした。

       

       このブログのタイトルでもある「夢は正夢」という座右の銘は、栗山英樹さん(日本ハムファイターズ監督)のお言葉です。

       

       自分のなりたい姿を思い描いてそこに向かって努力を積み重ねれば、必ずしも夢が叶わなくとも、夢を目標に変えることは可能である。そういった意味に解釈しています。

       

      ゴールから逆算してスタートすること

       振り返ってみると弘田にとって留学生活は、異文化の中、自分の夢と課題に向かってひたすら集中できた時間でした。

       

       今、留学を視野に入れている学生さんがいて、弘田が伝えられること。それはゴールを決めてからスタートをしなくては意味がないよ、ということです。

       

       その手段の一つとして留学がありチャレンジできる環境で、自分の中に「GO!」が鳴ったらもう迷わずにやり切ることです。

       

       何かから逃げるために留学を選択している部分が1%でもあったら、考え直した方がいいでしょう。留学があなたの人生を変えてくれるわけではありませんから。

       

       弘田が留学を目指した20年前と違って、日本にいながらにして海外のカリキュラムを学ぶこともできる時代になりましたし、留学に対する比重も変化してきている部分もあります。

       

       きちんとした目的意識がなければただの「お客さん」になってしまうかもしれませんよね。

       

       結局、自分を変えてくれるものなんて自分の外側の因子にはありません。だから自分が変わるしかないんですよね…

       

       自分自身がワクワクして向かうことのできる先へ、留学という手段をきっかけにして進んで行ければベスト。そんな若い世代の人たちを心から応援しています。少しでも留学のリアルの一端が伝われば嬉しいです。

       

       

      それではまた、お会いしましょう。弘田雄士でした。

       


      コンディショニングコーチの仕事に向かってきたプロセス 其の1

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        Thank you for visiting here!
         以前留学をした経験を記事にまとめてもらう機会がありました。その際にお話しした内容に修正・加筆をして2回に分けてブログ内で紹介しようと思います。

         

         なぜなら今、日本から海外留学を考えている人の参考になるかも知れないと感じたから。ちょっとした参考になるかもしれませんので、ちょっとお付き合いしていただけたら、と思います。

         

        自分が選手を諦められた時期
         幼い頃からずっと野球漬けだった弘田。大学に進んでしばらくしてからようやく野球選手としてのキャリアを諦めることができました。

         

         この決断に至るまでは、このまま野球を続けていてもとてもじゃないけれど試合に出るのは不可能と感じながら、野球選手への未練を断ち切れずにいたんです。

         

         そんなある日、ふと高校時代に参考にしていたトレーニングのことを思い出しました。チューブを使った肩のトレーニング。それを広めていたのは元プロ野球選手ではない立花龍司さんで、彼の肩書はコンディショニングコーチ。

         

         これだ!と思ったんですよね。

         

         選手の道を諦めた場合、何かスポーツに携われる仕事はないかと考えていたとき、真っ先に頭に浮かんだのは俗にいうアスレティックトレーナーでした。

         

         しかしテーピングを巻いたり応急処置をしたり、といった業務が自分に適しているとは思えずに、モチベーションは全く上がらなかったのです。

         

         コンディショニングコーチであれば、グラウンドでより選手に近いところで仕事が出来る。そんな不純な(?)思いからストレングス&コンディショニングの仕事について具体的に調べ始めました。

         

         どういった知識が必要なのか、どのような人間性が求められているのかについて、情報を集めることにも力を注いでいましたね。

         

         結果的に自分が進むべき道がどんどん明確になっていったことを鮮明に覚えています。

         

         「日本のプロ野球チームでコンディショニングコーチになる」という新たな夢を持った時、完全に野球選手への未練から解き放たれて、新しい目標に向かって進み出すことができたんですよね。


        決断するのに遅すぎることはない  
         弘田の数少ない才能の一つが、「自分の頭で考え納得したら絶対に続ける」ことが出来る継続性です。日本大学卒業後にアメリカの大学へ留学しようと準備を始めました。

         

         15年前の当時、日本よりも運動科学の分野で進んでいたアメリカでインターンの経験を積みたかったからです。

         

         結果的に、日本とアメリカの2つの大学を卒業することになりましたが、遅すぎた、遠回りだった、とは感じていません。二つの大学を卒業させてくれた母親には頭が上がりませんが…。

         

         個人的には物事は「よし、これだ!」と決断した時こそが、始めるべき時なのだと思っています。

         

         この時点で英語という問題は全く手つかずのまま。当時の弘田は、英語は全然喋れず苦手科目の一つ。そして残された時間は1年間。できる限り厳しい環境で英語を学ぼうと思い、英語以外使ってはいけない都内の語学学校に通いました。

         

         今はなくなってしまった新宿にあったこの語学学校、本当にユニークでした。教室にたどり着かなくても施設内に足を踏み入れた瞬間から英語のみ。

         

         一度ホットコーヒーが手にかかり、「あちっ!!」と言ったら罰金1000円を払った、という笑い話もありました…。


         とにもかくにも要領を得ないまま、量をこなすことで少しずつ英語を習得していった時期でしたね。

         

         この語学学校に通っていたことで、結果的にアメリカへ行く前に英語しか話せないもどかしさやストレスへの抵抗力がついたことの方が役立った部分もありました。

         


        まだ見ぬ道を進むために
         アメリカの大学選びは、よりチャンスに近づくためにはどうすればよいかという観点で情報収集。日本人の真面目さをよく知っていて、なおかつ、日本人が少ない場所がよいということで、オハイオ州の大学に決めました。

         

         そして1番の目標は、MLBデトロイトタイガース傘下AAAトレッドマットヘンズでインターンをすること。同球団のメジャーレベルのチームに木田優夫投手(元日本ハムファイターズ)がいらっしゃったのですが、当時、日本人選手の存在はめずらしいこと。

         

         選手でさえもめずらしい時代ですから、日本人のコンディショニングコーチは、なおさらです。誰かが作った道を歩くことは、心強い反面、競争率が高いですよね。

         

         それなら、自分で新しい道を作っていけばいい、そんなふうに考えていました。

         

         

           明日に続きます!

         


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